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2008年6月14日 (土)

ロータス投資運用会社提供「ベトナム経済ニュース(20)」:最近の金融事情

 ベトナム初の日系投資運用会社・ロータス証券投資ファンド運用管理会社が発表している月次レポートを以下で紹介する。sadベトナム通貨危機(ドン暴落)の懸念wobblyをモルガン=スタンレー社が発表し、ベトナム経済全体に対する不安を煽っている。私は、それが誤謬であると先週に指摘した。ロータス社の以下のレポートでも控えめな表現で、その発生の「確率が低い」と判断している。

 4月に若干の上昇を示した後、VN-Indexは5月内に引き続き下落しました。VN-Indexは20.73%と相当する522.36ポイントから414.1ポイントまで(20.73%)下がりました。HASTCも同様に169.11ポイントから119.31ポイントまで(29.45%)下がりました。OTC市場は上場市場よりもさらに激しく落下しました。

 5月の第3週末に投資家の一部が政府の政策に期待し、買い注文量が大幅に改善されましたが、市場全体の回復までには至りませんでした。

 現在、国内の多数の投資家は金・USD・VND預金に関心を向けていますが、証券市場が回復すれば、証券投資に向かう人々は少なくありません。

 各銀行のUSDの調達金利は年間7%強に達し、VNDの調達金利については年間14~15.5%が広く適用されています。国家銀行は、調達金利の上限を削除し、また基本金利を12%と規定し、調達金利および貸出金利は基本金利の150%を超えてはいけないこと(18%以下)を規定しました。これらのことによって、調達金利が再び上昇し、実際の貸出金利の上昇傾向が一旦止まりました。その経費を補うためいくつかの銀行は手数料を引き上げました。

 5月にベトナムの貿易収支赤字に関する情報が公表されました。さらにMorgan Stanley社が、ベトナムにおける高いインフレ率、低い外貨準備、貿易収支赤字の拡大などの兆候から、ベトナムがタイ国と同様に金融危機に陥り、また、もし金融危機が本当に発生するようであれば地域全体に影響を及ぼすだろうという内容の報告を発表しました。それ以来、為替自由市場におけるUSD高(=VND安)をもたらしました。

 しかし、弊社の私見としては、金融危機が起きる確率は低いと考えます。なぜなら、ベトナムの国際収支が直接投資、ODA、間接投資、越僑からの送金によって黒字化しています。また、ベトナムの証券市場が現在既に落下し、流動性も低いために、投資額を大量に引き上げることが困難な点は過去のタイ国と大きな違いです。さらに直接投資の資本を引き上げることも困難であり、それを実施する費用がかかるため、その発生の可能性も低いのではないかと思います。Goldman Sachs社や世界銀行などもベトナムに金融危機が起きないと述べました5月中の外国投資家の株式の買い越しは約7,730万USDであり、2008年の年初から計算すると買い越しは3.45億USDでした。

 国家証券委員会は、証券会社に対して監視と規制を強めています。特に抵当株(上場株・未上場株)の売却を注視しています。

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