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2008年6月10日 (火)

カンボジアの証券法について(5):ベトナム法との比較

第9条 CSECの運営における長官の権力
 この法律の下で職務を遂行する目的で長官は次の権力を有する。
1.経済財務大臣の事前承認により、CSECの個別職員または他のどんな人物に対しても、どのような権力も委任できる。

2.CSEC長官は、この法律の下で違反が発生したと信じる理由があるなら、次の人の事情を調査するために職員を指名できる。
 a)認可もしくは公認された人。
 b)販売または引き受けのために証券を一般公開する人。
 c)証券が証券市場に上場もしくは値付けされる公開有限会社もしくは認可された事業者。
 d)他の人。

3.調査中に人々から証拠を集める。

4.CSECの委員長および委員に対して、推薦された執行のためのどのような行動も含めた調査結果を速やかに報告する。

5.検察官に対して犯罪の起訴を勧める報告を提供する。

6.認可された証券市場の監視を実施する。

7.この法律の下で違反を犯して有罪となり、CSECによって懲戒処分の対象となった人の名前と行動を公表する。

8.CSECによって付与された許可・認可・登録を停止または却下する。

9.この法律の第45条で規定された他の権力。(以下、続く)   

shineコメントshine:CSEC長官の権力は、以上のように絶大である。通常、官僚組織は機械的な単純反復行動に適応している。これが正しいとすれば、こういった官僚組織がカンボジア社会に最適なのであろう。ただし株式は、さまざまな要因が有機的に関係して影響を及ぼす市況商品である。そういった商品を官僚組織が的確に管理できるのかどうか。実際の「お手並み」を拝見したいし、それよりも前にCSEC長官の人選が興味深い。

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