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2008年6月 1日 (日)

本場ベトナム料理の味:新宿を歩く

 日曜日。10年以来ベトナムの仕事で特別にお世話になっている竹岡さん(http://www.tulip.sannet.ne.jp/t-takeoka/)とベトナム料理で昼食の時間を過ごした。竹岡さんは群馬県在住。サンヨーベトナム社の創業時の社長である。

 ベトナム料理店フォンベト(「ベトナムの香り」の意味。この「フゥォン」の発音は極めて難しい。参照:http://www.huongviet.jp/)は、西新宿の本店と歌舞伎町店の2店舗ある。このレストランは本場の味。まさにAクラス以上。竹岡さんも言われるのだから保証付きである。

 生春巻き(ゴイクン)のライスペーパーは適度の柔らかさであり、それに巻かれた野菜と海老はベトナム料理の淡泊さを実感させてくれる。甘酸っぱい海老スープ(カインチュアトム)もベトナムの味付け。ご飯を入れて食べたくなる。ただしフォー(米の麺のうどん)の味付けは、私にとってやや甘かった。次は是非、夕食で鍋料理を試してみようと思う。ベトナム料理店は大阪にもあるが、非常に残念ながら、この店のように再訪したい店は未だない。

080601_14450002 その後に1人で東京・新宿の「歩行者天国」を歩いた。今年4月1日に正式に経営統合された伊勢丹と三越が斜め向かいに位置している。伊勢丹は百貨店として経営されているが、三越は新宿ALCOTT店となり、ルイヴィトンやティファニーが1階に巨大店舗を構えている。経営統合後の両店舗の「棲み分け」が実感できた。

 同じように経営統合した大阪・梅田駅の阪急百貨店と阪神百貨店についても、より明確なコンセプトの棲み分けが必要であるように思われた。相乗(シナジー)効果のためには、それぞれが個性を主張し、それらが補完・統合されるようなコンセプトが必要であろう。新宿を歩いて、大阪のことを考えた。

 しば080601_14350001らく歩くと、アデランスのADビルが右手にあった。同社は、先週の株主総会において経営陣の退任が予想外に決議された。アデランスは、大学で私が担当する「企業論」でも事例として学生と議論したばかりである。外国投資ファンドの日本株取得によって、これまでの株式持ち合いを典型とする「なれ合い」経営が通用しなくなったという趣旨である。

 最近話題の企業を直接に見ることができる。さすがに東京である。もちろ ん見るだけだから、どうということはないのだが、イメージの広がりが違う。さらに必要があれば、すぐに話を聞きに行ける。そうでなくても、特に流通小売企業の研究では「売り場」を歩いて見るだけでも勉強になる。訪問前に予約して企業訪問するという必要がなく、まず現場を見る。そして現場から学ぶ。これが「実学」の基本であると思う。

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