« ハノイの小松さんからメッセージ:次は6月13日です | トップページ | 若い人のカンボジア人気?:独創性の追究 »

2008年5月15日 (木)

ハノイで荒川さんに再々・・・会:ベトナムで中小企業は何をするか?

 先週末から火曜日早朝までのベトナム訪問は短期間であったが、収穫は豊富であった。月曜日にハノイJETRO投資アドバイザーの荒川研さんにお話を伺う機会があった。2006年9月にハノイ西友社長から現職に移動され、現在までに4000枚以上の名刺を交換されたそうである。20ヶ月で4000枚。1ヶ月で200枚。休日と祭日を除けば、1日で10枚の名刺交換。これだけのベトナム来訪者がいる。まさにベトナムブームである。

 いくつかの興味深い論点を荒川さんから提供していただいたが、その中で今日は表題について紹介する。ただし内容は私が敷衍している。文責は、すべて私にある。

 「ベトナムのインフラは十分整備されていない」。「ベトナムの法整備は不十分だ」。こういった話は多々あるが、それがベトナムだ。そうだからこそチャンスもある。インフラが未整備なら、インフラ整備の仕事がある。不十分な法律なら、その法律を活用するビジネスを考える。

 こういった発想は、リスクを恐れずにリターンを追求する中小企業の社長が当然もっていなければならない。ビジネスは度胸だ。ビジネスは「腹」だ。自己の気概根性で起業し、事業を発展させてきた中小企業の社長にとって、ベトナムのような発展途上国は魅力が満載である。

 しかし最近、中小企業の社長であっても、大企業の課長のような発想の人が多い。ここでの「大企業の課長」とは、あまり良い意味ではない。自己保身。リスクを自分で取らない。自分で意思決定しない。事業家・起業家といった気質よりも、組織人としての官僚的な性格が強いということである。中小企業の経営者が、こういった気質をもってしまうと、現在より以上の成長が期待できない。そして、どうやって中小企業が大企業と勝負できるのか?

 日本で不可能なことがベトナムで可能になる。それは何か? この問題意識こそが、中小企業がもつべき対ベトナム進出戦略である。荒川さんのお話から、こんなことを私は考えた。

|

« ハノイの小松さんからメッセージ:次は6月13日です | トップページ | 若い人のカンボジア人気?:独創性の追究 »