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2008年4月11日 (金)

「Tri」は「チ」:ベトナム語の発音

 流通科学大学にもベトナム人留学生が増えてきた。今日の講義の直後に「先生、ベトナム語ができるんですか?」という質問が学生からあった。「少し話せる」とベトナム語で答えて、「きみはベトナム人ですか?」と質問したら、「そうだ」という返事であった。

 ニャチャンの出身というので、この3月にニャチャンのビンパールホテルに言ったよといった話になった。すぐ側で会話を聞いていた日本人の学生が「先生、何を話してたんですか?」と質問してきた。こういう場面は、教員としてちょっと気分がよい。

 私のベトナム語は、1998年のハノイ留学時に毎週1回の家庭教師で勉強しただけである。もっと勉強したいのだが、十分な時間がない。このような言い訳をしているが、「時間がない」のは誰もに共通した理由だから、理由にならない理由と考えて良い。要するに「優先順位が高くない」ということだ。ただし、もっとベトナム語が上達したいという気持ちは持続している。

 さて『日経ビジネス』(2008年4月7日号、pp.109-110)に「インフレ対策でドル・ペッグ制見直し:ベトナム経済に大異変」という記事が掲載されている。これは、米紙『ウォ-ル=ストリート=ジャーナル』(2008年3月19日)の記事の翻訳である。

 この内容は別途に紹介・コメントするとして、本文中には「経済計画研究所のヴォー・トリ・タン所長」という人物の発言が出てくる。この「トリ」は変だ。おそらく原文は「Tri」であるが、これは「」と発音する。ベトナム語の発音は、文字に一対一に対応しているから、文字と発音が不規則な英語よりも簡単だ。

 記事の内容は興味深いが、このようなミスがあると興ざめする。批判するのではなく自戒すべきことであると思う。

 

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