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2008年4月20日 (日)

ベトナムで祭日が増える:「フン王を祭る日」

 先週、4月15日(火)はベトナムの祭日。私が顧問をしているロータス証券ファンド投資運用会社も休日となった。なぜ?と思ったのだが、昨年の国会が、「フン王(雄王)を祭る日」を休日と定めたからである。

 これは、陰暦3月10日であるから、毎年のように新暦の休日は変化する。この時期に訪越する外国人は、テト休暇と同じように「フン王を祭る日」を確認しておいたほうがよい。

 3月10日(陰暦)はフン王命日で、Phu Tho省にあるフン神殿には、毎年この日になると全国から人々が集まってきていた。それを公式の祭日にしたのである。

 これにより、ベトナムの祝日は9日となった

 ・ 新暦正月:1月1日

 ・ 旧暦正月<テト>:4日間

 ・ 旧暦3月10日=フウン王(雄王)を祭る日

 ・ 南ベトナム解放記念日:4月30日

 ・ 国際労働日<メーデー>:5月1日

 ・ 建国記念日:9月2日

 祝日が週の休日に重なった場合は、その翌日も休みとなる。すでに公務員は週休2日となっており、民間企業も次第にそれに準じている。


 休日が増えるということは、ベトナムの人々の生活に余裕が出てきた反映と考えることもできる。また余暇を過ごすためのサービス産業にビジネスチャンスが生まれている。他方、まだまだ今日でも、出勤手当が欲しいので休日や祭日も働きたいという人々も多数いる。発展途上国から中進国に向けて高度経済成長の段階に入った過渡期的なベトナムの状況を示す出来事と言える。


 ベトナムの都市の通りの名称は、歴史の英雄の名前に由来している。遠くない将来、これらの通りの名前の数だけ、祭日が増えるかもしれない。それほどにベトナムの経済発展を予感させる。

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