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2008年3月31日 (月)

写真で紹介するベトナム:その2

 Dsc00842 3月22日にタンソンニャット空港でチェコ首相(Mirek Topolanck氏)の専用機(写真左)と出逢った。特別着陸であるから、私たちの空港バスは、しばらく待機させられた。ベトナムのズン首相は、その前のハノイで観光と労働交流の促進についてチェコ首相と合意した。そのために両国間に直行便が就航する予定である(Viet Nam News, March 22, 2008)。

 旧ソ連時代にチェコはチェコスロバキア。東欧諸国の一員であった。おそらくベトナムとチェコは、その当時から友好関係があったのだと思われる。誰だか忘れたが、チェコの大学に留学していたというベトナム人がいたことを思い出した。 

 また「労働交流」ということで言えば、チェコにベトナム人労働者が「出稼ぎ」のために多数在住しているはずである。以下で紹介するエースコック=ベトナム社の即席ラーメンは、確かチェコにも輸出されていたはずだ。懐かしい「ベトナムの味」は、海外在住のベトナム人に人気があって当然である。

 全方位外交を外交の基本とするベトナムは、昨年のWTO加盟後、まさに世界に門戸を開放している。世界から援助をもらう立場から、世界とビジネスする立場に移行している。ベトナムは日本の「独占物」ではない。こDsc00970のような認識で日本企業もベトナムに対する必要があるだろう。

 次の写真は、ホーチミン市内の中央郵便局の電話ボックスである。カード式になっていて、別売のカードを買わなければならない。なぜ電話かと言えば、これが「悩みの種」なのである。今年8月に「大学洋上セミナー」が兵庫県主催で開催される。兵庫県下の学生480名が大型客船(ふじ丸)船上で交流・勉強する目的である。神戸港を出発して、サイゴン港に初めて上陸する。

 初めての上陸地では、日本の家族や友人に対して国際電話をかける学生が多数でてくると予想される。この電話をどうするか。これが悩みである。通常はホテルから電話するのだが、「大学洋上セミナー」では宿泊が船内になる。 またホーチミン市でホームステイの計画もある。これらの学生の国際電話のニーズにどのように対応すればよいのだろうか。写真の郵便局から国際電話できるが、長い行列ができることは間違いない。この対応が検討課題となっている。

 最後の写真は白衣の完全装備。エースコック=ベトナム社の工場見学の様子である。まず腕時計やDsc01042指輪など金属品を外し、手洗いをし、その後にアルコール消毒。さらに粘着テープのローラーで髪の毛などの付着物を取り、最後はエアシャワーで全身のホコリを払う。食品業の衛生安全管理の厳格さを体験した。

 エースコック社は、最近になって7,000ドンの最高級の即席ラーメン(商標:Tien Vang)を発売した。顧客は富裕層向け。さらにベトナム人は「新しいもの好き」だから、とりあえず買ってみようという顧客もいると想定されている。これらのマーケティング戦略の是非は、実証されるべき問題である。私は日本に帰って食べてみたが、レトルトの食品材料が封入されている。この椎茸が珍味である。麺は、日本でも人気の春雨である。

 ベトナムの食品業界をリードするという社是があり、同社の衛生基準は他社の「ベンチマーク」になるはずである。来年春にはキリンビバレッジ社と共同で清涼飲料水のお茶を製造・発売する予定である。キリンビバレッジ社は、ペットボトル業界では世界一の無菌充填の技術をもっている。他方、エースコック=ベトナム社はベトナム国内市場で過半数の市場占有率を誇り、ベトナム国内流通網を熟知している。この両社が共同開発する新製品がベトナムでどうなるか。今後の展開が注目される。

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