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2008年2月28日 (木)

ベトナムに戻ってきました

 プノンペンからホーチミン市に戻ってきた。プノンペンの最後は、丸紅の今井さんとJICAの米田さんにお目にかかり、ホーチミン市の最初は日本センター(VJCC)の藤井さんとお話しした。

 藤井さんとは、PANASONICにお勤めの頃から10年に渡って交際いただいている。「もの作り」の精神をベトナム人に伝える伝道師のような風格が最近はお持ちのように思われた。この藤井さんと「もの作り」伝道師の双璧となるのは、富士通コンピュータプロダクツの川嶋さんである。川嶋さんも現在、ベトナムにお越しのようである。川嶋さんは、今年の違法ストライキについての対応をかなりの長文で指摘されたことは、すでに紹介した。

 ベトナムの株価が下落している。基本的に私は心配していない。下落の理由は、インフレ対策で高金利政策が採用されていることが第一に指摘できる。ドン建て1年で12%という金利である。しかもドン高傾向である。このような状況なら銀行預金がリスク無しに儲かる。

 第2の理由は、不動産価格が依然と上昇していることである。したがって株価を売却して不動産に投資することは一般的である。たとえば1,000万ドル程度の不動産売買はベトナム人が普通に行っている。不動産バブルの下落が株価復活の契機になるだろう。

 日本料理店で一番高い日本酒をキープするのはベトナム人と言われている。ハノイの日本料理店で「ご注文は何ですか?」。「一番高いもの」という笑い話のようなやり取りがあったそうである。これほどにベトナム人の所得は急騰している。

 幸いなことに、ベトナム企業の業績は好調である。企業価値が下落した株価下落ではない。このことがベトナムでは好材料である。短期投資を考える投資家は動揺するだろうが、長期投資の場合、ベトナム株式市場に懸念材料はない。

 

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