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2008年2月25日 (月)

カンボジアの投資銀行:ベトナムが設立した!

 ラオスから昨日カンボジア・プノンペンに移動した。ぎらぎらと乾いた太陽の光がまぶしい。また青い空が鮮明に目に入る。毎度おなじみのドライバーであるトーチ氏の運転で市内に入る。ホテルで午後に以下のような記事を読んだ。

 The CAMBODIAN SCENE, Issue#31, December 2007, p. 50によれば、2007年8月24日にベトナムの繁栄投資特殊銀行(The Prosperity Investment Specialized Bank)がプノンペンに開業した。これは、ベトナム初の投資銀行である。同行は、カンボジアの経済発展と貧困撲滅に貢献するという目的を掲げており、カンボジアに対するベトナムの優越的な立場を示しているように思われる。

 具体的な業務は、コーポレートファイナンス、ストラクチャードファイナンス、M&A、不動産投資銀行業、投資アドバイサリーサービスである。特に不動産、健康管理、工業、技術、農業、情報通信のような国民経済の改善できる分野に主に資金提供すると同行のCEOであるMr. Sarun Minは述べている。

 この開行式には、カンボジア国家銀行総裁のMs. Tai Nay Imも出席している。同行は、国家銀行から認可を受けたカンボジアで7番目の特殊銀行であり、カンボジアの中小企業に同行が資金的な便宜を提供するであろうと総裁は指摘した。

 ベトナムでは投資会社の設立は自由であるが、このような投資銀行の制度は寡聞である。投資銀行は通常の商業銀行ではなく、いわゆる不動産投資やベンチャー投資の仲介が可能な銀行形態である。カンボジアでは2009年に証券取引所が開設予定であるが、そうなれば、投資銀行は上場支援や上場株式の引き受け業務をすることになる。その株式を証券会社が投資家に販売する。

 投資銀行がカンボジアで認可されているとすれば、ベトナムにおける投資ファンド運用管理会社の法的な地位はどうなっているのであろうか。また設立のための最低資本金など施行細則の情報が必要だ。カンボジア株式市場を展望する場合、これらの法的枠組みの把握が不可欠である。これらは今回のカンボジア調査の主要な目的のひとつである。

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