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2008年2月23日 (土)

「国際物流競争力パートナーシップ」のワークショップに出席

 滞在中のラオスのラオプラザホテルで、国際物流競争力パートナーシップのワークショップが22日に開催された。主催者は、日本側が経済産業省と国土交通省、ラオス側が工業商業省である。

 この会場で、ラオス国立大学経済経営学部長のカムルーサ先生にお目にかかった。2001年に初めてJICA専門家として学部長を訪問してから、もう7年になる。また当時の講師であったカンタボン氏にも偶然に再会した。彼から声をかけてくれたのだが、その名刺をもらって驚いた。何と、ラオス国家商工会議所の事務局長である。商工会議所メンバー企業二百数十社を束ねる重要な仕事だ。大学から実務に転身というわけだ。何事にも積極的な彼の姿勢は、当時から大学の枠組みを超えていたように思われたから、現職は適任であろう。素直に再会を喜んだ。

Dsc00357  さてワークショップは、ラオス側がヴィヤケス大臣が出席し、日本側が経済産業省の石黒氏であった。また報告者は、物流コスト削減に貢献するということを強調するのだが、このコスト削減は荷主や運送業者に対して話すべきことであろう。ラオス政府側にとってのメリットや提案が、もっと語られてもよかったように思われる。なお写真は、大臣閣下のオープニングスピーチである。

 報告の注目点は、東西経済回廊の走行実験の報告であった。すでに民間企業で走行実験は実施されている。また私も2005年に、ベトナムのラオバオからラオス側に国境を超えた。この当時の私見は、すでに『日越経済交流ニュース』で公表した。今回の報告も私見に近い部分があった。

 つまり、ベトナム側の道路が舗装されているものの、曲がりくねった隘路となっており、かなり通行に時間を要することである。土地の広大なラオス側は直線道路で快適である。東西経済回廊と言うと、日本人のイメージなら、たとえば九州縦断道路のような光景を想像されるかもしれない。しかし実際は、箱根山や六甲山のようである。建設コストは格段に上昇するのだろうが、山間部ではトンネル建設が望ましかったのではないか?

 偶然であるが、このような貴重な機会に遭遇できてよかった。ワークショップ開催をご案内いただいた鈴木先生(計画投資省・JICA専門家)に感謝を申し上げたい。

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