« ベトナム国営企業と民間企業の未公開株:どちらが儲かるか? | トップページ | ベトナム株式投資・短期と長期:どちらが儲かるか? »

2008年2月 1日 (金)

ベトナム未上場株と上場株:どちらが儲かるか?

 ベトナムの未上場株式は、「未公開株式」とIPO(新規公開)をしてOTC(店頭)市場で売買される「公開株式」に区別される。後者をOTC株式と呼ぶこともできる。このOTC株式が上場を目指すことになる。

 通常、IPO時点で株価が上昇し、さらに上場時点でさらに株価上昇が期待される。しかしベトナムでは、必ずしもそのようにならない。

 その理由は、ベトナムにおいては投資家の人数が限定されているからだ。通常、IPO時点と店頭市場で売買される時点を比較すれば、後者の方が、投資機会が増えるはずである。IPO入札の手続きをする必要がないからだ。したがって株式の需要が増えて、株価は上昇する。店頭市場と上場市場を比較すれば、上場市場における投資家数が多いので、やはり需要が増えることになり、株価は上昇する。

 投資家の人数が増えて、株式に対する需要が増え、そして株価が上昇するという以上の仕組みがベトナムでは十分に機能しない。投資家の絶対数が少数なことと、成熟した市場であれば、上場時点で市場に参加する投資家が、IPO時点でも投資に参加するからだと想像される。

 今後、たとえばニュース証券のような日本の証券会社が、ベトナム株式売買を日本の投資家に直接取り次ぐようになる。そうなれば、上場市場の参加者が飛躍的に増えることになるから、上場時の飛躍的な株価上昇が期待できるとみなされる。

 ベトナム株式投資の魅力は、まだまだこれから増大すると考えて間違いない。

|

« ベトナム国営企業と民間企業の未公開株:どちらが儲かるか? | トップページ | ベトナム株式投資・短期と長期:どちらが儲かるか? »