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2008年1月22日 (火)

ロータス投資運用会社のベトナム投資哲学

 ロータス証券投資ファンド運用管理会社は、ベトナムで認可された投資運用会社であるが、日本では未登録である。したがって、同社のHP(ホームページ)にもあるように、日本で営業活動はできない。しかし、ベトナム投資に関する同社の考え方は一般の投資家にも大いに参考になると思われる。

 まず、同社の投資哲学は次のようである。

 1.株式はその企業の一定の所有権を表示する為、株式投資はその企業の経営活動に参加することを意味します。

 2.ある企業の過去・現在そしてその企業の将来に影響を及ぼす可能性がある要素に関する綿密な研究調査を通して、その企業の将来性を予測することができます。

 3.将来の一定時点で、その企業の株主が獲得できる果実が大きく下落するかもしれませんが、これらは市場心理(センチメント)、その時点の市場投資機会の存在レベルなどに起因すると考えられます。

 4.投資先会社に対する支援は一定の状況において実施することができます。これは株式の価値を増加させることに繋がります。

 5.長期的に見て、時間の経過とともに株価は企業の基本要素をより的確に反映するようになります。

 以上の4の「支援」とは、投資先企業に対して戦略的パートナー株主として関与することである。経営上の助言をする場合もあるし、取引先を紹介する場合があるかもしれない。ここが、ほかの投資運用会社にはマネのできないロータス社の特徴である。ロータス社には、日本人で構成された投資諮問委員会が組織されている。これらのメンバーは、元三洋電機ベトナム社長の竹岡さん、元戸田建設ベトナム代表の後藤さんなど、ベトナム駐在経験のあるビジネス人ばかりである。

 日本人がベトナム企業に投資して、さらに企業価値それ自体を高める。資金と経営の両面からベトナム企業を支援する。ODAのみならず民間でもベトナム支援ができる。だからこそ私はロータス社を応援している。

 それでは次に、同社の投資戦略を紹介しよう。 (以下続く)

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