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2008年1月17日 (木)

「チャンス」が見えない!:「運命と人生を決するようなとき」を認識するためには?

 チャンスを逃すな チャンスをつかめ こういったかけ声はよく聞くが、この指摘は「不十分」である。なぜなら、そもそもチャンスそれ自体が見えない人は、チャンスを認識できない。当然、チャンスを逃さないようにしたり、チャンスをつかんだりすることができない。したがって、このような実効性の低い「かけ声」は、あまり有益と言えない。

Cimg4227  では、チャンスが見えるようにするためには、どうすればよいか? この問題を以前から私は考えていたが、まったく偶然に、先週の金曜日の中内丈滋氏は、遠藤周作氏の次の文章を引用した。

 「ひとりの人間には、その運命と人生を決するようなときが、生涯に一度はあるもので、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わる」 (遠藤周作)。

 この「運命と人生を決するようなとき」は「チャンス」と同様の意味をもっていると考えてよい。それでは、それを認識するためにはどうすればよいのか。「運命と人生を決するようなとき」を認識・自覚しなければ、何となく人間は時間を過ごしてしまうのではないか? そして後になって、ようやく「その時」であったことに気づく。

 「あなたの運命や人生にとって重要なことだ」と両親や先生・先輩から言われても、それを聞き流す人がいる。これまでに私も何度か学生に話してきた。しかし「フゥーン」、「そんなものかな---」、「でも、俺には関係ない!」。こういう反応で終わりということが多かった。これが「チャンス」や「運命と人生を決するようなとき」を認識できない人の実例である。

 このような実例を考慮すれば、チャンスをつかむためには、素直さが必要であろう。換言すれば、ある意味での「バカさ」が必要なのだ。いろいろ理由や理屈をつけて、チャンスをつかまえる行動を回避するのではなく、バカになって、とりあえずやってみる。この愚直さが必要であると思う。これが、チャンスをつかむ第1の原則であると私は思う。欺されたと思って、ともかくやってみる。

 第2の原則は、自分から努力や苦労を経験することである。努力や苦労に必ず付随する苦悩・苦痛・不快感・不満・不安・渇望があるからこそ、そこから逃れるためのチャンスが見えるのではないか? まるで「救世主」のような、まるで「暗黒の中の光明」のような「チャンス」が見える。努力や苦労を経験しなければ、このチャンスが見えないのではないか?

 チャンスをつかむためには、チャンスが見えることが前提である。そしてそれは、すべて自己責任である。第1と第2の原則に早く気づけば気づくほど、その人はチャンスをつかむ可能性が高い。成人式を迎えた青年に向けて、以上のメッセージを贈りたい。

 

 

 

 

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