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2008年1月15日 (火)

ロータス投資運用会社提供「ベトナム経済ニュース(38)」:最近の株価下落について見解

 ベトナムの投資運用会社であるロータス証券投資ファンド運用管理会社が発表する月例のコメントを紹介する。この目的は、ベトナム株式市場の動向について、同社の見解を参考のために公開することである。

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 12月中にVN-Indexが4.66%(45.33ポイント)下落しました。ハノイ証券取引センターやOTC市場も同様に下がりました。

 ベトコムバンク(VCB)のIPOの平均落札額は107,860VNDでした。今回、弊社がVCBのIPOに参加しないことにした理由はIPOを行った時点で、より良い投資チャンスが存在したからです(良い投資チャンスとは予想利益率がより高い投資のことです)。将来、VCB株価が低下また/及びVCBの基本的な要素が好転する場合は購入することも考えております。

 GDPの成長が高水準に保たれ、外国投資も増加、また証券市場に対する管理機関の機能も良好に維持されています。このようにベトナム経済のマクロ要素は積極的な方向を示し、投資業界における一般的な成長予想は外れていません。

 インフレ率が高いとはいえ、市場で一定の地位を持つ企業は原材料の価格上昇を製品価格に転嫁させることができます。

 現在、市場参加者及び管理機関は、株価急落の原因は供給と需要のバランスが崩れたことだと認識しています。弊社の見解によれば、この需給不均衡の問題に注目しなければなりません。その原因は、上場及びIPO企業数の増加、株式会社である銀行や一般企業が経営拡大のために証券市場を通して資金調達を増やしていることです。現在、管理機関は供給源を減らし、需要を増やすように努力しています。

 ただし何と言っても、上記の下落要因及び懸念は、お客様が弊社を通して株式所有している企業の経営活動及び将来性に大きな影響を及ぼしていません。

 引き続いて良好な投資チャンスを検索し、お客様の資産を効率的に投資できるように努力を続けて参ります。

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コメント:
 ロータス社の社長・CEOであり、運用担当者でもあるタイ社長とは、もう1年以上のつきあいになる。彼の冷静で客観的な判断力・分析力には定評がある。彼の投資スタンスは、ベトナムのような新興国に特有の短期的な価格変動の影響を回避するための長期投資である。優良な未公開株式を仕込んで、長期で利益を獲得する。この基本姿勢は、ベトナムに最適である。上記の月例報告も、そのことを反映している。しっかりと子どもの成長を楽しむように、ベトナム経済・ベトナム企業・ベトナム株式市場の成長を私は見守りたいと思う。

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