BRICsの次はベトナムで決まり!
『朝日新聞』(2008年1月12日)の別刷り「be」によれば、BRICsの中で注目される国は、回答者2174人中、中国(50%)・インド(35%)・ロシア(11%)・ブラジル(4%)の順になった。
そして、その次に成長しそうな国はベトナムが1050人であり、第2位の南アフリカの351人、第3位のインドネシアの292人を圧倒して首位であった。回答者の半分が中国、そしてBRICsの次の国は、やはり半数がベトナムとなっている。
ベトナムの経済成長については、最近入手したHSBC(香港上海銀行)の調査レポート(HSBC Grlobal Research, Asia Economics & Strategy, Vietnam Monitor (Issue 9),8 January 2008)は、2007年の経済成長率が8.5%であったと指摘している。
さらに同調査によれば、平均インフレーションは8.3%であり、SBV(ベトナム国家銀行)は、その政策目標を何とか到達しようとしたが、わずかにできなかった。今後の見通しとして、インフレーション管理はおそらく政策の中心となり、2008年には米ドルに対するベトナムドンは1%上昇すると予想されている。
HSBCの予想では、為替レートが今年は1%のドン高になる。傾向的な「ドン安」の誘導政策で、輸出を促進してきたベトナム政府であったが、今年はインフレ対策で「ドン高」になるかもしれない。私見では、これは画期的である。「ドン高」の傾向は、ベトナム株式投資について好影響を及ぼす。
この調査レポートの内容は別途に紹介したいと思うが、いずれにせよ、ベトナム経済の今年の見通しは堅調な成長ということで間違いない。『朝日新聞』の冒頭の調査は、一般読者の意見を集約したものであるが、それは当たっている。
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