« ロータス投資運用会社提供「ベトナム経済ニュース(25)」:Phu Thanh社の戦略的パートナーとなる | トップページ | ベトナム国営企業の株式会社化と財閥解体:「所有と経営の分離」を考える »

2007年12月 6日 (木)

神戸と東京で仕事:ベトナムを巡る人々

 今日は多忙だった。でも内容は充実。そんな1日だった。

 朝から、神戸の流通科学大学で1時限目の講義(履修ガイダンス)をして直ちに東京に向かう。茅場町の東京証券会館3階の(財)日本証券経済研究所において、小林和子主任研究員のセミナーに参加。このセミナーには、来日中のベトナム証券会社幹部が出席した。この来日は、ハノイの商工会議所(VCCI)と日越経済交流センター(大阪)が訪問先を調整した。

071206_15300001 写真上の中央が小林先生。右が通訳のビンくん。セミナー講師の小林先生とは旧知の仲。日本の証券市場における歴史研究の第一人者である。東大や早大などでも非常勤講師を歴任されている。ビン君は貿易大学で金融論を教えていて、その当時から私は通訳を依頼したり、一緒にトヨタベトナム社を訪問したりした。現在は一橋大学大学院博士後期課程.に在籍中。今回の証券関係の通訳のためには最適任である。071206_15310001  

 写真下は、ベトナム人出席者である。合計9名は、いずれも1970年代生まれの若手経営幹部である。VNS証券、ホーチミン市証券、ヴィエットドラゴン証券、ハブバンク証券、ベトコンバンク証券、ハノイ商工会議所からの参加である。

 このセミナーの後に(株)三菱総合研究所でベトナムのビジネスリスクについて講演した。私の講演は「関西風」の特徴を出すように意識した。私の後に、東京大学の佐藤安信教授が「WTO加盟1年のベトナムビジネスの法制度リスク:ベトナム進出企業が直面する紛争処理を中心に」というテーマで報告された。ベトナムの法制度の問題点が指摘され、私にとっても非常に有益であった。ベトナム証券法の解釈についても示唆があった。ベトナムの法律が不備だからといって、その法の網の目をくぐることは大きなリスクである。佐藤先生と雑談したが、この先生も「ベトナム好き」と直感した。「今度はハノイあたりで飲みましょう」と話した。

 このセミナー終了が午後8時過ぎ。それから三菱総合研究所のビルに面した日本経済新聞社の遠西記者に会った。上記の証券セミナー中に遠西さんから電話があった。私の東京訪問の情報を知ってたのかと思ったのだが、そうではなく、まったくの偶然だそうだ。遠西さんとは、彼が大阪本社在籍中に一緒にベトナム訪問したことがある。ラオバオでベトナムとラオス国境を一緒に超えたのは印象深い想い出だ。

 以上、今日の出来事。明朝の2時限目には講義である。朝6時台の新幹線で帰ることにする。こういう過密なスケジュールは初めてだが、ベトナムの話なら元気一杯だ。

|

« ロータス投資運用会社提供「ベトナム経済ニュース(25)」:Phu Thanh社の戦略的パートナーとなる | トップページ | ベトナム国営企業の株式会社化と財閥解体:「所有と経営の分離」を考える »