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2007年11月 1日 (木)

2007年度ベトナム日本センタービジネスコース講師研修がPREXで開催

 JICA(独立行政法人・国際協力機構)が主催し、PREX(財団法人・太平洋人材交流センター)が実施する上記の研修コースのコースリーダーを引き受けた。流通科学大学と提携校となってる貿易大学の先生4名に対して午後に講義した。

 10月30日に来日。その後18日間に渡って大阪と東京の公的機関や企業を訪問し、日本企業の現状を学び、その成果をベトナム人のビジネスピープルに対する講義に生かしてもらう趣旨である。

 私の講義では、そういった研修の効果を高めるために、研修生が日本企業の特徴を理解し、各自の課題を設定して目的意識をもつようにすることが期待されていた。もちろん、そのように私は努力したのだが、どちらかと言えば、自由に意見交換しながら、日本の経済や企業を理解してもらうという雰囲気の時間を過ごした。

 たとえば、銀行金融学部・副学部長のニャン先生が、「どんな株式が値上がりするでしょうか」なんて質問するものだから、私も調子に乗って「HOA PHATがいいですよ」なんて答えた。堅苦しい一方的な講義ではなく、初対面にもかかわらず、お互いにリラックスした双方向の意見交換ができたと思う。

 ところでHOA PHATは、OTC(未上場・店頭市場)株式であるが、ベトナム投資専門家の福森哲也さんによれば、注目株のひとつとなっている。「設立15年で鉄鋼・冷蔵電機関連・インテリア等の有力企業を傘下に有する有力企業グループに成長。セメント工場や鉄鋼生産工場や不動産プロジェクトなど、様々な大規模プロジェクトを展開。2012年までに10億ドルの売り上げを達成する最初の民間企業を目指す」と指摘されている。

 ロータス投資管理会社のソン会長によれば、この11月に上場予定と言われている。

 研修の日程を見ると、日本の家庭訪問の機会がない。そこで拙宅に研修生4名を招待すると約束した。こういうホームパーティは、これまでに何度もしているが、いつも気になるのは準備する妻の努力である。私は気楽な人間だが、こういうことには気を遣っているのだが---。

 こういったベトナムにおける主導的な役割を果たす研修生のみならず、できるだけ多数のベトナム人に日本を好きになってほしいし、その反対に多数の日本人にもベトナムを好きになってもらいたい。この11月25日にはグエン=ミン=チャット国家主席が国賓として来日する。それを契機にして日本とベトナムの友好関係のさらなる促進が期待される。

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