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2007年11月23日 (金)

ロータス投資運用会社提供「ベトナム経済ニュース(20)」:注目の未上場株式(4)

 Hoang Anh Gia Lai社は、室内外の高級装飾用木製品、自然グラニット、ゴムの木の樹液などを製造し、同社の製品はアジアを始め、ヨーロッパ・ラテンアメリカ・ニュージーランド・オーストラリアに広く販売されている。この数年間に連続して同社は、ベトナムの木製品製造のトップ企業であり、消費者からは「高品質のベトナム製」だと評価されています。

 現在Hoang Anh Gia Lai社は、商業センター・高級マンション・レンタルオフィスなど不動産分野に活動を拡大し、ホーチミン市・ダラット・ダナン・クイニョン・ニャチャン・プレイクーなどでホテルや4星・5星のリゾートを誕生させた。

 2007年から2大プロジェクトを展開し始めた。専門家によれば、これらのプロジェクトは「安定的な発展、年間約30%の安定的な利益のテコになる」と評価されている。それは第1に、New Saigonにおける高級マンション。第2に、10,000ヘクタールに及ぶゴムの木の植樹プロジェクトである(Gia Lai、Kon Tum省から土地が提供され)。2008年の年初に上場する予定である。

 これまで紹介してきた未上場株式は、いずれも高い成長性を示している。通常、世界に共通して企業は節税のために利益を控えめにする傾向があるが、そのことを考えても、これらの企業の収益力・成長力は驚異的である。ベトナム株式市場の将来は明るい。

 ただし懸念材料がないわけではない。それは一般に、WTO加盟後の輸入品の増加である。外国製品の競争を経て、それに勝ち抜くことで初めて企業として一人前である。この意味で、これまで紹介した企業は「内弁慶」の印象を免れない。国際競争力を強化するためには、積極的に外国企業との協力・提携関係を強化することである。それによって国際的な経営ノウハウや技術を導入・移入できる。

 国家の独立は厳守されるべきであるが、経済の独立は困難である。グローバル経済とはそういうものである。経済の独立、企業の独立を維持することは、より大きな成長の好機を見逃し、それは企業の存続をも脅かすことになる危険性もある。

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