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2007年10月 2日 (火)

中内功『新装坂・わが安売り哲学』千倉書房の刊行

 ダイエー創業者・故・中内功を再評価する動きがある。死後3年、経営者として失敗した中内功は、事業家・思想家として認識されるされるべきであると、大塚英樹『流通王・中内功とは何者だったのか』(講談社、2007年)が指摘している。これは本ブログでも紹介した。

 さらに本年9月に千倉書房から、中内功が執筆し、後に絶版になった『わが安売り哲学』が復刊された。これは中内の思想を示す原点である。私は旧版を古本で読んだことがあるが、今回はハードカバーの本格的な装丁である。

 本書で紹介されているダイエーと松下電器の社運を賭けた「価格戦争」も、今から思えば、最終的にダイエーが勝った。販売価格を小売店が自由に決められる「オープン価格」が、今日では一般的となり、松下電器が固執した「メーカー指定価格」は消滅したからである。この本は1969年に出版されている。その先駆性は明白である。

 新装坂の出版は、以下のように新聞各紙でも紹介されている。また、5冊以上の購入の場合は、2割引となっている。多数の人々に読んでもらいたい好著である。日本の流通革命にとって、この本は「バイブル」であると同時に、今後も広く世界に読み続けられる著書となるであろう。ぜひ、近い将来の英訳版の出版が望まれる。こんなビジネスピープルが日本に存在したことは、世界の日本人観を修正するかもしれない。

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