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2007年9月13日 (木)

「大学洋上セミナーひょうご2008」第1回講師会議の開催

 来年2008年8月18日~9月7日の予定で「大学洋上セミナーひょうご2008」が開催される。今日は、その講師予定者が参加する事前の会議に出席した。

 これは、兵庫県下の大学・短大34校(注:保護者・本人が兵庫県内在住の関西大学を含む)の大学生500名を対象として、船上(船舶名「ふじ丸」)の講義(4単位が取得可能)とホーチミン市(ベトナム)~シンガポール~広州~香港(中国)の訪問を事業内容としている。(財)兵庫県国際交流協会が運営主体となり、参加大学生に対して兵庫県からの約半額の費用支援がある。今年の主催分担校は神戸大学である。

 私は、ベトナムの経済や社会の概観を講義する予定である。このセミナーでは、流通科学大学が主催分担校となった1997年に「オリエントビーナス」(現在は廃船)に乗船し、シンガポール~パース~ジャカルタまでの船上講義したことがある。したがって今回の乗船は2回目である。神戸大学大学院経済学研究科の藤田教授からお誘いがあったときは、即座に講師を引き受けることにした。

 船旅を経験すると、その魅力は忘れがたい。5星ホテル並の客室で美味しい食事を楽しむ。航空機での短時間の外国旅行ではけっして味わえない優雅さだ。以前の「オリエントビーナス」の大学洋上セミナーでは、クジラやイルカの勇姿を船上から見ることができた。これは、一生に1回あるかないかの想い出である。

 今回の「ふじ丸」は、映画『踊る大捜査線:レインボーブリッジを封鎖せよ』のロケにも使用された豪華客船(23,235トン)である。今日は、神戸港に停泊中の同船の船内案内をしていただいたが、通路が広くて「車いす」でも乗船できる余裕の設計となっている。また学生を含めた何回かのディナーパーティも開催される。

 このように書けば、何て贅沢な旅なんだろうと思われるかもしれないが、船上での講義には苦労も多い。
 (1)船酔い:これは教職員にも学生にも同条件で課せられる試練だ。以前は、学生が船酔いで退出しても、私は講義を最後まで続けた。ただし、フラフラして白板に文字が書けない「揺れ」もあった。
 (2)限られた空間での資料不足。学生から質問があって「少し待ってください。次回に解答します。」といった対応ができない。
 (3)インターネットが使用できない。ということは、このブログを書くことができない。ある程度まで世間から隔離された状態となる。これは、インターネット社会から解放された気分転換になるかもしれない。
 (4)兵庫県下34大学の学部も異なる学生に対する講義となれば、それなりの講義の工夫が必要となる。また閉鎖された講義室ではなく、船内のサロンやラウンジでの講義となる。これは教員も学生も集中力に欠けることになる。

 以上、いろいろ障害はあるにせよ、ともかく楽しい講義を提供したい。教員が楽しくなければ、学生も楽しくない。講義内容はベトナム。話題は尽きないから、少なくとも私は楽しくないはずはない。期待のふくらむ講義である。なお、昨年までのセミナーの様子は、次を参照されたい。http://www.hyogo-ip.or.jp/memory99/homepage.htm
 

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