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2007年9月 8日 (土)

カンボジア証券取引所2009年に開設:フンセン首相が公式発表

 『Viet Nam News』(2007年9月7日)によれば、カンボジア証券取引所が2009年までに開設される。私のカンボジア経済財務省の訪問に偶然に符合するような発表である。ベトナムで、この種のカンボジアの報道がされること自体、ベトナムとカンボジアの経済関係の緊密性を示している。ただし私見では、カンボジアやラオスを「ビジネスチャンス」として把握しているベトナム人は未だ少数である。

 フンセン首相は昨日(9月6日)に、2009年下期に証券市場を開設するカンボジア王国のプロジェクトを公式に発表した。首相は、「証券市場を設立する主要な目的は、金融装置を多様化することである。それによって不動産分野や銀行預金の投資機会を始めとする国内・外国投資家の投資の選択肢を新たに創設することができる」と述べた。さらに証券市場は、経済発展成長を頂点にまで押し上げることに役立つであろうと付言した。

 経済財務大臣のキート=チョホン(Keat Chhon)上級相によれば、カンボジアは、経済発展・法律規制枠組み・インフラストラクチャーの適当な水準に到達するための準備をしているとことである。それは証券市場の証券発行者・投資家・仲介機関についても同様である。「われわれが無視できない他の重要な要因は、会計・監査基準の完全な導入実施である。それによって、透明性・説明責任・良好なガバナンス(企業統治)が保証されうる。」

 「カンボジアには、安心できる証券市場が必要である。そこでは、システマティックリスク(制度的リスク)によって一般の信頼が損なわれないようにしなければならない。」「この間、すでに関連法案を国会に上程し、そのほかの法案は承認のために閣僚会議に提出した。」

 同大臣は、韓国政府と韓国証券取引所(KRX)に謝意を表明した。2007年~2009年に証券市場の人材教育のために180万ドルを提供している。カンボジアと韓国政府は、韓国ノムヒョン(Rou Moo-hyun)大統領がカンボジア訪問した2006年に証券取引分野における協力の「覚書」(MoU:Memorandum of Understanding)を締結した。

 以上、私見では、今なら間に合うカンボジア株式投資に乗り遅れるなと言えないこともないとコメントできる。それにしても、どうして日本の政府そして証券業界はカンボジア証券市場を支援できないのであろうか。もっともカンボジアを支援する韓国証券界の人材を育成してきたのは主に日本の証券業界である。この意味で、日本は余裕をもっていればよいのかもしれない。

 

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