« ダナンでの情報収集:ダナンの魅力 | トップページ | 「ヒトミ弁当」を知っているか?:中部ベトナム日系企業連絡会が9月発足 »

2007年8月21日 (火)

ダナンの変貌:近代都市として発展

 今日は、ダナンからホーチミン市に移動。ダナン工科大学のナム学長と数年ぶりにお目にかかった。今年に学長に就任され、多忙を極めておられる。私の第一印象は、管理職として「顔つき」が変わられたように思われた。それだからこそ管理職なのだと思う。責任ある仕事に対して、それに対応する「顔」になるのは当然だ。また、ホーチミン市人民委員会の国際部のヒューさんも同席された。対日本の窓口として立場は違うが、2人は親しい関係だ。

 ナム学長は、9月初旬にJICAの支援で立命館大学を訪問するという話だった。大学管理のノウハウを学ぶという目的だそうだ。ベトナムでは、若年層の人口が急増するから、それに伴う高等教育の充実が不可欠である。そのために大学運営の効率化・近代化を検討することは重要だ。時宜にかなった研修であると思う。

 それにしても、ダナンの街の近代化は驚嘆する。ヒューさんの「セオム」での案内で痛感した。ホーチミン市やハノイの喧噪とは違って、幅広い両側4車線~6車線の道路が整備されている。さらに大型船の対応も可能なダナン港、東西経済回廊の終点としての陸路も整備された。またリゾートとして評価の高い海岸線、近隣にはホイアン・ミーソンという世界文化遺産、そして温泉も近くに数カ所ある。古都フエにも日帰りで観光できる。

 工業団地は整備され、日本企業の進出も増加中。当然、日本料理店も増加。日本語を話すベトナム人も集まってくる。特にホーチミン市で顕著な労働力不足は、今のところ心配なく、労働者の定着率も高い。唯一の難点は、台風が来ることと指摘する日本人がいたが、それは日本も同様だ。

 このようにダナンは、新たな日本企業の進出先として検討されてもよい。当然、日本からの直行便の就航も時間の問題となるであろう。ホーチミン市に経済が偏重していたが、最近は工業団地の整備によってハノイ周辺の経済発展は目を見張る。その次の経済発展は、ダナンであろう。

 ハノイ・ホーチミン市・ダナンを中心として、次第に近隣都市に経済発展が波及していく。同じ中部のズンクワットの石油精製プロジェクトの完成は、石油関連製品の原材料供給を可能にする。これらの輸入依存から脱却できる。ダナンの発展は時間の問題だ。そのように確信した。

 ただし証券市場の知識はダナンで普及していないそうだ。証券会社の支店も少数だ。銀行融資に代わる資金調達手段として、株式市場を利用することは経済発展に大いに貢献する。銀行融資と異なって返済しなくて良い資金である。これを活用してこそ、経済発展は加速する。株式知識を一般に普及させるために、ダナンでも「株式セミナー」を開催する。これは私に対する課題だ。 

|

« ダナンでの情報収集:ダナンの魅力 | トップページ | 「ヒトミ弁当」を知っているか?:中部ベトナム日系企業連絡会が9月発足 »