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2007年8月26日 (日)

プノンペンに移動:「ちょ~イ、お~イ!」

 午前中にホーチミン市からプノンペンに移動。タンソンニャット空港に着くと、隣接した新空港ターミナルが8月28日からオープンするそうだ。これは、日本の複数の建設会社が担当したODA案件だ。

 離陸してから50分後のカンボジア・プノンペンはジリジリ暑い。ホーチミン市よりは乾燥した暑さだ。空港には、事前に連絡しておいた顔なじみの運転手トーチさんが迎えに来てくれた。安心できる運転手は仕事の基本である。

 ホテルは商業省・貿易促進部のイングさんが予約してくれたニューヨークホテル。インターネットが使えることが私のホテルの条件であった。確かに、このホテルはワイヤレスのインターネットが可能であるが、部屋の中ではネットワークのシグナルが弱すぎる。部屋を変えるように言ったが、満室ということで、1階ロビーで使用しなければならない。今までに利用したホリデイビラホテルは、室内でのインターネットは電話回線を経由した「ピ~ヒョロヒョロ」だった。

 今日から頭を切り換えて、ベトナム語から英語の世界に入る。カンボジアとラオスの生活だ。ところで昨日は「ちょ~イ、お~イ」というベトナム語を覚えた。「おお神様、どうなってるんだ!」というような場合に使うが、ハノイで私はは耳にしなかった。三洋電機ホームアプライアンス・ベトナム元社長の竹岡さんとベトナム旅行した時に、よく竹岡さんは使われていたが、昨日に同社の現社長の片岡さんとお話ししていて、その意味が納得できた。

 昨日は土曜日であるにもかかわらず、午前中はブレインワークス社の本社・近藤社長とお目にかかり、午後に前述の片岡さん、そしてエースコック=ベトナムの浪江社長からお話を伺った。三洋電機では「山猫スト」が発生した経緯を説明していただいた。なお、ベトナムのサンヨーは白物製品では最大のシェアを維持しており、市場参入企業が多い中で大健闘している。他方、エースコックでは労働組合との協調的関係が話題となった。

 私見では、エースコック社はベトナムの現地企業としての立場を明確にしている。たとえば同社は「ホーチミン市日本商工会」に参加していない。「ベトナム企業」という立場を鮮明にするためである。また台湾の統一企業グループがベトナム即席ラーメン市場に進出時に、それに対応するために同社従業員の全社的な結束が固まったとも想像される。もちろん手厚い福利厚生も従業員には好評だ。

 いつまでも日系企業ではなく、ベトナム企業に成りきる姿勢が、ベトナムでの円滑な労使関係の秘訣かもしれない。特に国内市場向けの生産をしているエースコックやサンヨーには必要なことであると思う。このことは、ベトナムに限らず、国際ビジネスでは共通した重要点であると指摘できる。
 
 今日は日曜日。明日からの訪問先の準備が必要だ。周辺に蚊が飛んでいる。デング熱に注意だ。1階ロビーでのワイヤレス=インターネットは昼間に利用することにしよう。このホテル、悪くはないが、「ちょ~イ、お~イ」だ。

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