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2007年8月 6日 (月)

ベトナムの新政府メンバー決まる

 ベトナム帰国時のタンソンニャット空港で入手した Viet Nam News, August 3, 2007 によれば、8月2日に新しい政府のメンバーが国会で承認された。副首相5名と22省庁の大臣が決まった。

 これまで工業省と商業省が統合され、工業商業省(Ministry of Industry and Trade)となったことが注目される。新大臣は Vu Huy Hoang 氏である。他方、計画投資省は存続している。日本における通商産業省(現在:経済産業省)と経済企画庁(現在:内閣府)のような役割をすることが期待される。

 通産省(経産省)は、日本の産業政策を策定・施行してきた。これまでのベトナムでは国内市場は工業省、貿易は商業省といった区分があり、その両省での利害対立があった。しかし、WTO加盟によって経済的な国境が消滅してきた。つまり、国内市場分野と貿易分野が一体化してきたことを意味する。両省の統合はWTO加盟に伴う必然的な対応であるとみなされる。

 なお、副首相5名の氏名・国会信任率・略歴は次の通りである。
(1)Nguyen Sinh Hung: 党政治局員、88.84%、1946年1月18日生まれ、ゲアン省出身。
(2)Pham Gia Khiem: 党政治局員・外務大臣、96.35%、1944年8月6日生まれ、ハノイ出身。
(3)Truong Vinh Trong: 党政治局員・党中央委員会書記局員、83.98%、1942年11月11日生まれ、ベンチェ省出身。
(4)Hoang Trung Hai: 党中央委員、72.62%、1959年9月27日生まれ、タイビン省出身。
(5)Nguyen Then Nhan: 党中央委員、教育訓練大臣、79.31%、1953年6月12日生まれ、チャヴィン省出身。

 単純な私見であるが、副首相2名が外務大臣と教育訓練大臣を兼任している。この両分野についてベトナムが重点を置いていることが想像できる。なお、ただ1人の女性大臣は労働・傷病兵・社会省の Nguyen Thi Kim Ngan 氏である。

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