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2007年7月12日 (木)

ベトナムの強固な同窓生ネットワーク

 ハノイ貿易大学のタム先生から、大学生時代の想い出話を聞いた。彼女は「大学は軍隊のようだった」と述べた。

 全寮制だから、ハノイ市内の学生も入寮しなければならない。土曜日の午後に自宅に帰り、日曜日に寮に戻る。寮の食事は粗末だから、この帰宅時に栄養補給した。起床時間が決まっており、その後に全員で体操。それから勉強。こういった規則正しい生活が毎日続く。この寮の時の友達との関係は、今の大学生とは比べものにならないほどに親密だ。

 ベトナムビジネスにおいて、大学の同窓生ネットワークが有効に機能することを何度か経験した。同じような人的ネットワークには、年配の人なら軍隊ネットワークがある。また今でも同郷ネットワークも有力だ。もちろん家族=親族のネットワークは最強だ。

 タム先生の話から、同窓生ネットワークの実態の一端を知ることができた。「生涯の信頼できる友達」は、青年期に共に苦労を分かち合った間柄から生まれる。この実例がベトナムで生きている。このような人間関係を知ることは、ベトナム人とビジネスをする場合に不可欠である。

 ベトナム人にビジネスパートナーを紹介してもらう場合、そのパートナーとは、どういう関係か? パートナーとビジネス上の信頼関係を作らなければならない時に、こういう情報が判断材料のひとつとして役立つ。

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