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2007年7月27日 (金)

ホテルサービス業の人材不足:ハノイでの体験

 ハノイの宿泊は、1998年当時の滞在先であったミニ・ホテル。しばらく別のホテルにしていたが、私のためにインターネットを設置してくれたというので、また戻ることにした。この「私のために」というのは、おそらくウソだが、確かに便利になった。

 部屋の設備は10年前と変わらないが、カーテンやテレビが新しくなったり、それなりに維持費はかけている。このホテルのオーナーが、日本料理店「紀伊」が入居している建物のオーナーでもある。さらにフエ通りに自宅を兼ねた家電製品のビルを所有している。この不動産価値だけでも、おそらく総額100万ドル以上であろう。いずれの建物も、大きな通りに面した場所なので総額が200~300万ドルになるかもしれない。

 備品や設備が新しくなるのはよいのだが、従業員が新しいのは困る。今年3月以前からいた馴染みの従業員が別のホテルに移ったようだ。そうなると、サービスの質が格段に低下する。朝食時には、迷惑に思うことも多かったが、NHKの衛星放送テレビにチャンネルを合わせてくれたのだが、そういったこともない。食事のサービスもダメ。果物にはフォーク、フォーにはライムと唐辛子を小皿に盛って付ける。これは常識だろう。

 レセプションの女性の英語能力はさらに低下。以前の女性も、かなり「立派な」英語力だったが、今回はもっとだ。留学時代の1998年当時のランさんやハイさんが懐かしい。英語の上手な優秀な大学生だったが、みんな結婚してしまった。

 ここにはマイさんという女性オーナーがいて、彼女がガミガミと従業員教育をしてきた。それで授業員は不満を言いながらも、接客ビジネスを学んできた。しかし資産100万ドルを超えるようになると、それほど厳しく躾ける意欲もなくなるのかもしれない。とは言うものの、ストレス発散のようにガミガミは続いているが、あれは一種の習慣とか趣味の領域なのかもしれない。

 今日は、ベトナム企業を数社訪問する予定だ。昼食は、国家証券委員会のビンさんとご一緒する。最近の株式市場の動向について同委員会の見解を伺いたいと思う。

 

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