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2007年6月22日 (金)

流通科学大学の先進的なFD活動:話し合い付きの講義参観日

 私の担当する科目の一つ「経営学入門」の講義が、一般公開され、その後に話し合いの機会があった。これは流通科学大学が1992年から開始したFD(ファカリティ=デベロップメント:大学教員集団の教育能力開発のための組織的な取り組み)の一環である。

 同僚の教職員が15名ほど参観してくれた。私の講義手法の特徴は、(1)対話式の講義を心がけること、(2)そのために各自の名札を机の上に置かせること、(3)さらに発言をすればその名札の裏にハンコを押して得点を与えることである。

 そのほかに、できるだけ講義室を巡回し、学生に名前を呼んで声をかけるようにしている。また、後列の学生をできるだけ前方にすわるように最初に指示する。後列の学生ほど私語が多くなる傾向があるからだ。

 講義の公開は、流通科学大学では「オープン=クラス=ウィーク」と呼ばれており、2003年後期から、毎期に実施されてきた。すでに4年目になる。私見では、このシステムは全国の大学の中でも先進的だ。大阪の某大学から最近、本学のFDを参考にするための問い合わせがあった。

 その後の「話し合い」では、発言者の確認をどのようにしているのかとか、出席を取らないのかとかの質問が出た。これらのコメントは、別途にウェブ上で記入され、公開されるようになっている。さらに、それに対して公開者もコメントや反省点を記入する。

 こういったFDの試みは、即効性はないように思うが、着実に教育技能を高める役割をしている。こういう先進性・新規性は、やはり初代理事長・中内功のDNAの影響だ。

 

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