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2007年6月21日 (木)

大阪商工会議所「2007年度ベトナムビジネス研究会」の開催

 大阪商工会議所が昨年から始めた「ベトナムビジネス研究会」で講演する機会があった。以下で、この研究会の概要を紹介する。

 1.「乗り遅れるな!ベトナムビジネスがいま熱い」
 上田義朗(流通科学大学教授、日越経済交流センター副理事長、ロータス証券投資ファンド運用管理会社投資諮問委員会委員長)
 この講演では、パワーポイントを使用しなかった。ほかの方々が使用すると予想したので、敢えて「差別化」した。私の率直なベトナム感を語ったが、「オフレコ」の話が多かったので、どのように記録が残るのかやや心配だ。

 2.「中部ダナン最新ビジネス情報」
 錦 富一(ベトナム経済研究所大阪事務所研究員、(株)一(いち)コーポレーションジャパン営業本部営業部長)
 錦さんは、以前の別の講演会でもご一緒したことがある。東京のベトナム経済研究所に駐日ダナン代表部が設置されており、この研究会でもダナンの詳細な情報が紹介された。東西経済回廊に伴うダナンの発展可能性が強調された。ホイアン・ミーソンといった世界文化遺産も近接し、製造業だけでなくリゾート産業でも注目される。

 3.「当社の海外展開とベトナムでの取り組み」
 松原武夫(ヤンマー(株)海外総括部企画グループ専任課長)
 松原さんは、1999年~2002年までベトナム駐在。船舶用エンジンの販売に主に従事されていた。ベトナムの生活について生き生きと話されている様子を拝見して、松原さんは私と同類の人間であると直感した。「ベトナム好き」ということだ。講演後に、かつての東京三菱銀行の今平さんと親しかったと言われていた。私も今平さんには何度かホーチミン市でお会いした。懐かしいお名前で、これも嬉しいことだった。

 出席の方々も50名を超え、盛況な研究会であった。私が強調したのは、ベトナムと共に日本も発展する。こういう姿勢があれば、それはベトナム人にも伝わる。さらに、そういった気持ちが伝わるような信頼できるパートナーを見つけることが重要だと指摘した。

 このパートナーは、ある意味では「鏡」のようなものだ。ベトナム人を見れば、それに対応するパートナーの日本人の人柄もわかる。しっかりしたベトナム人は、外国人を見る眼をもっている。また「類は類を呼ぶ」ということもある。なぜか、善人には善人が集まり、悪人は離れていく。おそらく悪人は悪人で集まるようになるのだろう。アジア蔑視の日本人が悪人とは言わないが、少なくとも私はおつき合いしたくない。

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