« ベトナム「証券法」を読んで(4):証券会社とファンド管理会社の仕事と外国投資ファンドの留意点 | トップページ | ハノイ=ゴルフ=クラブ社長・室賀(ムロガ)さんに会う »

2007年6月11日 (月)

東京で仕事:ロータス社ソン会長の来日

 月曜日は、日曜日に続いて東京で仕事だった。流通科学大学・東京オフィスがあるサピアタワー9階でベトナム関係の仕事の打ち合わせをした。

 私の最大の使命は、ベトナム=ビジネスの専門家であることだ。それを換言すれば、ベトナムに関する研究者であり、教育者であり、実務家である。これらのいずれにせよ、専門家でなければ、その仕事が十分に遂行できない。

 東京に行って、まずベトナム株式市場について講演した。また、政策研究大学院大学が6月2日に主催した第3回ベトナム国際会議の資料を入手した。さらにベトナム大使館のソン二等書記官と貿易大学から留学中のタム先生と情報交換した。さらにベトナム初の日系証券投資ファンド運用管理会社のソン会長の来日についての打ち合わせをした。

 ソンさんの来日は私が保証人になる。ベトナム人の来日には一般に保証人が必要だ。その書類には、たとえば日本で法令遵守を指導するとか、何らかの事故があった場合の航空券の費用を負担するなどを私が誓約しなければならない。さらに私の勤務先の在職証明書も添付し、ソンさんと私の関係も記載する。こういった書類をベトナムに送付し、それを日本大使館に提出して初めて、ソンさんは日本のビザ(入国査証)を取得できる。

 かつて日本人がベトナム旅行する場合も、現地の引受機関からの書類が必要であったが、今や15日間のビザは必要なくなった。これに対して、上記のように、ベトナム人の日本入国の手続きは煩雑だ。理由は、ベトナム人の不法在留が多いからだ。

 日本に出稼ぎに行く。しかし就労ビザの取得は難しい。そうなれば、研修生や観光のビザで入国して、その後に行方不明になって仕事をする。こういう不法在留が中国人と並んでベトナム人に多いのだ。

 私見では、少子高齢化の日本経済を支えるために、外国人の日本就業を積極的に認めるべきだと思う。正規に来日して日本に税金も支払ってもらえばよい。不法入国・不法就業を厳しく取り締まるのではなく、合法入国・合法就労の枠を拡大する。そのために法律を改正する。このような大胆な「開国」が必要だ。そうでなければ、日本経済の活性化は難しいのではないか。  

|

« ベトナム「証券法」を読んで(4):証券会社とファンド管理会社の仕事と外国投資ファンドの留意点 | トップページ | ハノイ=ゴルフ=クラブ社長・室賀(ムロガ)さんに会う »