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2007年6月26日 (火)

学歴詐称の問題:大卒を高卒に

 大阪市で大卒なのに高卒と偽った職員に1ヶ月の停職処分があった。

 通常、学歴詐称とは、少ない学歴を多くするのが普通だが、この場合は反対だ。公務員としての生活の安定を優先するために、大卒なのに高卒の採用試験を受けて、それに合格・採用されたというのだ。

 学歴とは、こんなに軽いものだのだろうか。特に大学卒業というと、それなりの重みがあってよいと思うのだが、最近はそうではないようだ。大学時代に、バイト経験をしていれば、大卒も高卒もない。そういった経験をすれば、大卒を高卒と偽っても、その罪悪感や誇りの喪失感はないのだろう。

 過度に高い学歴意識は問題だが、過度に軽いのも困ったものだ。大学教育が、本当に見直されなければならないと思う。私は、そのカギは、過度のバイト依存の生活であると思う。大学生しかできないことをするべきなのに、なぜバイトするのか。何もしないで考えることも大学時代には重要なのに、親も何もしない子どもを不安に思うのかもしれない。

 大学教育の再生は、日本の将来を考えるとき、重要な論点だ。

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