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2007年6月18日 (月)

今日は高校訪問:信頼関係の構築が重要だ!

 大学経営にとって、多数の優秀な受験生を確保することは最重要の課題となっている。学生の定員割れは、大学の経営破綻に直結する。それを回避するための高校訪問は、少子化時代における大学存続にとって不可欠な仕事となった。

 今日、大阪を中心にした高校を訪問した。こういった大学の「営業」活動における留意点は、やはり信頼関係の構築だ。高校が、ぜひ何とか推薦入試枠での入学をお願いしたいという希望があるときに、それに大学が応える。そうしておけば、ぜひ何とか受験生を増やしたいという大学の希望があるときに、それに高校が応える。より正確に言えば、高校生自身が、そういった過去の実績を考慮して自発的に大学に受験してくれる。

 このような関係は、一般のビジネスも同様だ。困ったときは、お互いさま。相手のために誠意を尽くせば、それが将来に自らにも帰ってくる。このような信頼関係を構築する。そのためには、目先の利益を考えないで、長期的な視野での利益を追求する。

 たとえばベトナムは、最近になって「中国のビジネス移転先」として注目されるようになった。「第2次ベトナムブーム」は本物であるし、それは単なる一時的な「ブーム」ではないと思う。その「ブーム」に便乗する人々がいる。これはビジネスとして当然だ。

 しかし他方、それほどベトナムが注目されていなかった時代から、日本とベトナムの各種の交流に尽力した人々がいる。これらの人々は、古くからの関係に固執・安住してしまって、現在進行形の急速なビジネス展開に乗り遅れている部分もある。しかし、これらの人々の下積みの努力があってこそ、今日の日本とベトナムの好調な経済関係が存在している。 

 ベトナムに飛びついた最近の人々は、こういった先駆者に敬意を払わなければならない。こういったことに無配慮な日本人および日本企業は少なくないと思われるが、ベトナム人およびベトナム企業は、こういった歴史をより重視していると私は思う。日本よりも儒教主義的な意識が、間違いなくベトナムでは強いからだ。この意識の乖離があるとすれば、日本とベトナムのビジネスにおいて何らかの負の影響が生まれる可能性がある。

 長期的な視野での相互利益を追求する戦略を考える。それが、短期的な利益よりも重要な場合があることを認識する。このようなことを今日は考えさせられた。

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