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2007年5月25日 (金)

ベトナム「証券法」を読んで(1):日本で初めての邦訳

 日越経済交流センター(http://www.j-veec.jp/)が発行する月刊『日越経済交流ニュース』では現在、ベトナムの「証券法」(全文)の邦文訳を連載している。この翻訳の原文は、VASC(ベトナム公文書電子出版センター)が公表する文書に依拠している。このような法律の日本語訳の紹介は、同ニュースが本邦最初であると思われる。

 少なくともベトナム株式市場に関係する人々は、この「証券法」を一読いただきたい。投資ファンドに全部を任せるのではなく、また証券会社に全部を任せるのではなく、ベトナム株式市場の基本的な特徴を自らが確認されることを勧めたい。

 さてベトナム株式市場は、3月以降に「調整期」に入ったと本ブログでも紹介したが、現在は再び上昇局面に転じている。すでに指摘したように、これまでに募集を済ませている外国投資ファンドが大量に現金を抱えて、投資機会の到来を待機しているからだ。

 さらにエース証券(http://www.ace-sec.co.jp/)が、新たに「ベトナム・インフラストラクチャー・ファンド」の募集を開始した。新たに日本からの大量の資金がベトナム株式市場に投資されるのだ。

 またさらに、5月末にはベトナム最大の保険会社であるバオベト国営企業の株式公開(IPO)の入札がある。今年は、このバオベトを初めとして金融機関の株式公開が連続する予定である。経済成長が確実視されるベトナムは、今後の資金需要の増大は当然に予想される。そうであるからこそ、金融機関に対する株式投資は有望である。

 以上のような事情を考えれば、ベトナム株式市場の今後の成長は大いに期待できる。それだからこそ、そういった株式市場を規定する「証券法」は必読文献である。

 次回から、この「証券法」を読みながら、私見を述べてみようと思う。なお、この「証券法」の原文の入手は、冒頭の「日越経済交流センター」に問い合わせて下さい。

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