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2007年5月13日 (日)

東京出張で考える:東京一極集中化と大阪

 現在、東京出張中である。月曜日に朝から仕事がある。おそらく東京の人々は、大阪を特に意識しないのではないか。大阪は、札幌・仙台・名古屋・京都・神戸・福岡などと同様に、地方都市の一つと認識されているにちがいない。ほとんどの仕事が東京だけで完結することが多いからだ。

 それに比べて、大阪に住んでいると、やはり東京に行かなくては仕事にならない。お金と情報が東京に集まっている。それに反比例して、大阪経済が「地盤沈下」していると言われて久しい。

 ベトナムにも2つの都市がある。ハノイとホーチミン市だ。ハノイは首都であるだけに政府の情報が集まる。何らかの問題で企業が政府に陳情するとなれば、ホーチミン市からハノイを訪問する。他方、経済活動ではハノイよりもホーチミン市が優位であるために、ハノイからホーチミン市に出張しなければならないことも多い。この相互の往来がある限り、両都市は補完的である。その結果、ベトナム航空は儲かる。

 このようにベトナムでは2都市が分業しているように思われるのだが、日本では東京一極集中が進行している。かつての「商都」と呼ばれた大阪は、どこに行ったのだろうか。このような都市の発展過程の歴史的な分析は、おそらく「経済地理学」といった学問領域に含まれる。こういう問題にも、ぜひ私は取り組みたいという気持ちはあるが、なかなか時間がない。やはり100歳まで生きるしかない。

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