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2007年3月 8日 (木)

ベトナム帰国後に教授会と学生相談

 早朝に帰国し、帰宅後に大学に向かった。「ゼミ活性化タスクフォース」と「教授会」があった。このために出張を短縮したのだ。さらに携帯電話のメールを見ると、ゼミ学生のQくんから就職の相談だ。そこで大学で彼に会うことにした。

 就職を控えた学生は、大学入試の時よりも不安になる。大学と自分についての偏差値という評価基準が存在しないからだ。自己分析に模範的な解答は存在しない。また企業分析も、自分にとっての企業を分析しなければならない。優良企業という世間の評判があっても、その企業は自分に合わないかもしれない。

 このように考えれば、大学生になって、できるだけ早く偏差値順位のトラウマから開放されることが重要だろう。トラウマから解放された段階から、自分自身の個性を自由に伸ばしていけばよい。このような舞台を提供するのが大学であるのに、「偏差値の低い大学」というコンプレックスや不安から抜け出せないでいる学生も一般に多いようだ。

 確かに流通科学大学の偏差値は低いが、あの「天下の中内」が作った大学ではないか。私も、その中内功の薫陶を受けた人間だ。少しばかりの「DNA」は受け継いでいる。中内のDNAのひとつに、自信をもって、どんなことでも前向きにプラス志向で考えることがある。晩年の中内は、いろいろ苦悩はあったと思うが、われわれ教員には元気に振る舞った。

 そのダイエーがイオンの事実上の傘下に入るという報道が今日あった。たとえダイエーの名前がなくなっても、中内功の名前は歴史に残るし、その功績の評価は不変だ。私は最近、あえて自分の名刺に「学校法人中内学園」と印刷することにした。「中内」は、良きにつけ悪しきにつけ「ブランド」であることに変わりないからだ。

 学生には、中内ブランドに自信をもってほしい。そして就職先の企業を考える場合も、前向きにプラス志向でその企業を見る。相手の良いところを見つける。そして自分の良い部分を強調する。お互いの良い所が相互に理解されれば、相思相愛になるかもしれない。成功する就職のためのひとつの類型だ。

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