« ベトナム最後の時間:これはすごい効き目だ | トップページ | ベトナム紹介の疑問点:テレビとインターネットのコラボレーションの提案 »

2007年3月31日 (土)

ベトナムから帰国して:心から感謝を申し上げます

 31日の早朝にベトナムから帰国。山田弁護士の「秘薬」(朝鮮人参+プロポリス+梅干し)のおかげで比較的元気だ。これまで朝鮮人参は飲んだことがあるが、プロポリスは初めてだ。おそらくプロポリスが効いたのだろう。これから少し研究してみよう。

 タンソンニャット空港で、再び学生にアクシデントがあった。「出入国カード」を忘れるなと念を押していたにもかかわらず、トランクに入れてしまったというのだ。通常は、航空券のチェックイン・カウンターでチェックしてくれるはずなのだが、出入国管理の所で指摘された。

 学生に私も同行し、ベトナム航空のカウンターで荷物を取り戻すように言ったが、新しいカードを記入すれば、それでOKということだった。かつてのベトナムでは、この「出入国カード」の紛失によって、ワイロに等しい手数料を要求されたとかいうトラブル話があった。このことが念頭にあり、私は十分に注意するように学生に言ったのだが、それでも忘れる。「最近の学生は---」と言いたくなるが、それも私の責任の範囲内だから愚痴はやめよう。それにしても、この種のトラブルについてベトナムは簡単に対応してくれるようになった。少し「拍子抜け」した。

 今回のベトナム訪問では、新しい経験が数々あった。
 (1)VJCC(ベトナム日本人材協力センター)のハノイとホーチミン市の2カ所で、それぞれ学生を主体にした「河内音頭」(文化交流)と「G7マート市場調査」(学術交流)の実施。このような異なった活動を同時に学生が行うことは、大げさに言えば、世界でも初めてだろう。さらに「G7マート」の外部の市場調査も初めてだろう。同社の理解と、特に社長秘書ダンさんの協力に心から感謝である。
 (2)VJCCハノイでは「株式投資セミナー」の講師を初めて経験した。この時の豊島さん(ユナイテッドワールド証券)の指摘は、今後の私のベトナム株式観にとって有益であった。ベトナム人個人株主の教育・啓蒙が必要ということだ。日本の経済成長・企業成長の歴史的な観点から見れば、さまざまな取引の協力提携関係が伴う安定株主が必要である。米国型の短期的な配当優先・株価優先志向では、長期持続的な企業成長は望めないのではないか。
 (3)ハノイの「ロータス証券投資ファンド運用管理会社」では、顧問の竹岡さんを交えて、いくつかの経営意思決定を行った。これまでソン会長・タイ社長と私の3名で、いろいろ相談してきたが、第三者の竹岡さんに加わっていただいた会議は緊張感もあり、効率的に開催できた。
 (4)関西空港での学生の脱落など、常識では考えられない出来事は貴重な経験になった。この学生に大きな責任はない。私の常識が、一般の常識とは異なっていないかを検証する必要がある。私にとってベトナムは東京の隣のような感覚だが、一般には遠い国だ。このことを私の教訓にしなければならない。

 多くの人々のお世話にならない限り、今回のベトナム訪問は実現できなかった。これを痛感した。ハノイの鈴木さん・小松さん。貿易大学の国際交流部長のミンさん。それにVJCCの小樋山所長、竹村専門家。日本に留学中のタム先生。ホーチミン市では、「私の娘」と紹介しているタムさん。エースコック・ベトナムの浪江社長と梶原さん。さらにサンヨーの片岡社長にお目にかかれて元気も出た。それに馴染みのホテルのスタッフにも感謝したい。

 同行していただいた竹岡さんには多大の協力を賜った。山田先生の「秘薬」は一生の想い出になる。そのほか多数の方々のお世話になってこそ、実現できたベトナム訪問であった。この恩義に対して私は一生かかっても返済しよう。それなりの覚悟で臨んだ訪問だった。こういうことを学生に学んでほしい。これが「実学」だと体感してほしい。長い1週間であったが、有益な1週間であった。1人で仕事はできない。言い換えれば、仕事は1人でするものではない。

 今回の訪問で、私の中で日本とベトナムが融合した。国境が消えた。私の感覚では、ある時はベトナム人、ある時は日本人だ。言葉の障害は感じない。気持ちの問題だ。もっと時間があれば、もっと両国の仕事ができる。そのためには、200歳まで生きるか、仕事の効率性・生産性を2倍にしなければならない。こういうことを言いながらも、実際には適当だ。これが「わたし流」。これからも「ちょいワル頑固教授」で行ったろやないか。最後に再度、ご迷惑をおかけし、さらにご協力を賜った方々に心から感謝を申し上げる。

|

« ベトナム最後の時間:これはすごい効き目だ | トップページ | ベトナム紹介の疑問点:テレビとインターネットのコラボレーションの提案 »