« ベトナム民営化ファンド5セミナー開催:ベトナム株式市場は「バブル」か? | トップページ | 本気になってベトナム直接投資する(2):まず人間関係を作らなあかん! »

2007年3月12日 (月)

本気になってベトナム直接投資する(1):大阪弁でホンネを話す!

 最近、ベトナム投資の話をすることが多くなった。次は、16日にシティプラザ大阪で大阪府・大阪国際ビジネス振興協会(IBO)主催のセミナー、18日は東京の国際フォーラムでユナイテッドワールド証券主催の株式投資セミナー、27日はハノイのVJCCでJICA主催の株式セミナー。最後は、ベトナム人向けだが、それ以外は日本人向けである。

 こういうセミナーは参加者が多様であるために、話す内容も一般的で無難になる。いろいろな人が聞いていると想定して、あまりホンネが言えない。しかも標準語で話すとなると、なかなかホンネが言えない。より有用なベトナム情報は、大学のゼミ形式の少人数のセミナーで交換することが望ましい。それにホンネは大阪弁や。ということで、以下ではホンネの直接投資の留意点について、久しぶりに大阪弁で話そか。

 (1)ベトナム直接投資となると、まずベトナム視察や。個人的な紹介や「投資ミッション」といったグループでの訪問になる。だいたいベトナム人のエライ人にも表敬訪問するように日程が設定されていて、場合によっては一緒に記念撮影して帰ってくる。日本大使館に行って大使や公使に会いたいという人もいたりする。このパターンは、ちょっと古いベトナム視察や。本気でビジネスするなら、その後に個人で行かな。

 (2)個人で行って、真剣にベトナム投資を考えるなら、寸暇を惜しんでベトナム企業や日系企業を訪問するやろ。観光なんて関心もない。ワテは、この熱心な姿勢を評価するけど、観光も値打ちあるで。ただし景色を見るだけではアカン。できるだけ観光地で人間を見るようにするねん。ベトナム人がどんな行動して、何を食べて、どのように家族に接しているか。カメラを持っとるか、どんな服装か。子どもを親は叱ってるか。こんなことに注目・観察して、ベトナム社会に慣れることが必要や。

 (3)こういうベトナム人に対する理解の努力を省略したビジネスは、あんまり成功せえへんと思うで。ベトナムで金儲けだけ考えてる人は、ベトナム人からも、そんなふうに思われてるということや。ベトナム人の人間判断力は日本人よりも鋭いかもしれへん。ベトナム人に真剣に向かい合うことが大切や。その気持ちは、ベトナム人にも伝わるで。それが人間というものや。

 (4)日本や中国などで儲かっていて、ベトナムで試しにやってみよかという人もいはる。こういう人は仕事1日、それ以外は観光とゴルフという場合が多いで。こういう人は日本からグループで来はることが多い。日本人同士でゴルフする。それでエエねんけど、もっと仕事せな、そのベトナム訪問企業を紹介した日本人やベトナム人はたまらんな。訪問先を紹介した日本人はベトナムに一生かけるような人もおる。そのベトナムやベトナム人を軽く扱われたら、そら嫌になるな。紹介や案内の謝金を払ったら、それでよいという問題ではないで。ベトナムに行こうと思うなら、もっと真剣にならな。

 以上、ベトナム直接投資についての経営姿勢の問題や。ベトナムに対する「志し」の有無の問題や。ベトナムで変なコトしたら、それはその会社が変なコトしたというだけでなく、日本人が変なコトしたと言われる。この気持ちを持つことが重要や。ベトナム人従業員に暴言を吐いたら、それは日本人がベトナム人に暴言ということになって、ベトナムで「口コミ」で広がる。今までのベトナム在住の日本人がエエ人多かったから、余計に目立つねんで。外国投資や外国ビジネスには、日本を代表するという責任が必要やねん。これを自覚せな。

|

« ベトナム民営化ファンド5セミナー開催:ベトナム株式市場は「バブル」か? | トップページ | 本気になってベトナム直接投資する(2):まず人間関係を作らなあかん! »