« このブログがベトナム語の電子ニュースに掲載!(1月31日) | トップページ | ロータス証券投資ファンド管理会社:ベトナム株式市場の最新情報を提供開始 »

2007年2月 1日 (木)

今日は「映画の日」:話題作「どろろ」を見る

 最近、やや疲れているような気がする。大学では試験監督・試験採点があり、ビジネスでは会社設立後の営業活動がある。東京に今週最初に行ったが、来週も東京訪問だ。大学とビジネスをつなぐ産学協同研究の推進が指摘されて久しいが、ひとりの人間が産学協同を研究・実践する実例は、特に社会科学系分野では多くないと思う。

 そんな中で、今日は休養。また偶然に「映画の日」。千円で新作が見られる。そうなれば、映画館に行ってみようということになる。そこで話題作、手塚治虫原作の「どろろ」を見た。

 この映画、子どもだましの特撮映画というのは偏見だ。そもそも「子供だまし」という言葉が、子どもに対して失礼だ。最近の子どもはしっかりしていて、そう簡単にだませない。十分に大人も楽しめるし、そもそもR12に指定されている。なぜなら、少しばかりの残酷場面が出てくるからである。

 全体の印象は、かつての「マカロニ=ウェスタン」のような新鮮な感覚だった。この「マカロニ=ウェスタン」とは、イタリアで制作・撮影された西部劇のことだ。それまでの米国製の西部劇に比較して、その荒涼とした場面とニヒルな主人公が人気だった。現在公開中の「硫黄島からの手紙」の監督をしたクリント=イーストウッドの映画界で出世作は、このマカロニ=ウェスタンであった。

 ニュージーランドを撮影場所にしており、それが超時代・超国籍の映画にふさわしい異様な雰囲気を感じさせる。音楽も、その雰囲気を助長する。それに柴咲コウが熱演だ。滑舌が明瞭だし、動きもよかった。今年の日本アカデミー賞の受賞も期待できるのではないかと思うのだが、これは素人の考え。親子の関係を問い直す内容になっており、それも感動を誘う。

 特撮は、「着ぐるみ」のレベルであり、期待はずれ。しかし私は、ウルトラマンを見て育った世代から特に違和感はない。この特撮場面がリアルになれば、世界で通用すると思った。これが残念。

 なお、まだ主人公の百鬼丸は完全な人間に戻っていないのだから、この作品の続編が期待される。さらに柴咲コウが男から女に戻るハッピーエンドがあってもよい。どうなるのかな?この興業収入に依存するのだろう。続編、見てみたい気もするが、レンタルDVDで見てもよいかという気にもなる。本作品の新鮮さを後編では感じないと思うから、後編の期待度は低くなるのだ。

 映画評価で言えば、少し甘く採点して☆☆☆☆。大人1800円の入場料に何とか匹敵する大作と思う。今回の「映画の日」の1000円なら明確に割安☆☆☆☆☆だ。

どろろ オリジナル・サウンドトラック Music どろろ オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ,Huun-Huur-Tu
販売元:トイズファクトリー
発売日:2007/01/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« このブログがベトナム語の電子ニュースに掲載!(1月31日) | トップページ | ロータス証券投資ファンド管理会社:ベトナム株式市場の最新情報を提供開始 »