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2007年2月10日 (土)

東京・ベトナム大使館のテト(旧正月)新年会が開催

 2月9日の午後6時30分から東京・元代々木のベトナム社会主義共和国大使館は、 070209_185400012月17日のテト(旧正月)を記念した「新年会」を開催した。

 駐日特命全権大使・カップ大使が、ベトナムの民族衣装=アオザイを着用して笑顔で出席者に挨拶し、おそらく大使館職員の奥様たちの手作りのベトナムお正月料理が並べられた。ベトナム風の「ハム」は懐かしい味がしたし、ベトナムのラッキョもお正月らしい。バンチュンはテトの定番メニュー。長い行列ができたフォーは本場の味がした。ベトナムのワインもあっさりして飲みやすかった。家庭的な雰囲気の心温まる新年会だった。

 来賓として、日本共産党の志位委員長(写真上)と日越友好議員連盟会長の武部・前自民党幹事長(写真下)が来られた。ベトナムの「全方位外交」政策を象徴しているような組み合わせだ。

070209_19480001 志位さんは、最初にベトナム語で挨拶し、その後は日本語で最近ベトナム訪問された時のベトナム人大学生の反応や感想を話された。武部さんには、昨年8月にラオスからベトナムの飛行機が偶然に同じだったから、少し声をかけようと思ったのだが、その機会がなかった。こういったテレビでおなじみの国会議員が出席するパーティーは、やはり東京ならではだ。

 そのほかに、以前に大阪総領事館におられたズオン参事官、カップ大使の通訳を担当されたソンさんなど旧知の方々の華やかな活躍を見ることができて嬉しかった。大阪からは日越経済交流センターの事務局長の織田さんも出席された。さらに私は、ベトナムに訪問したことはないが、これからビジネスを始めようという日本人の方々を同行した。

 「まあ適当で東南アジア的ですね」。新年会の参加者のためにクローク用の部屋が用意されていたが、荷物の管理や引き替え番号の受け渡しが適当であり、もし荷物の取り違えや盗難があったら、どうするのだという感想であった。帰りのタクシーの中での会話だ。

 私なら、「これもベトナム流。それでも無事で盗難などは起きないだろう」と見逃してしまう風景だった。ベトナム初めての日本人の印象は以上だった。そのほかに私は以前、ベトナムのバイクの洪水が普通に見えてしまって、ベトナム初訪問の日本人が「キャア、スゴイ」というのを何でだろうと思ってしまった経験があった。

 これらのことは、私にとって自戒すべきことだ。ベトナムに慣れすぎない。普通の日本人の初心に帰る。普通の視点を忘れない。ベトナムと密接に仕事しているとベトナム慣れして、「ベトナムお宅化」する。これでは一般の日本人の感覚から浮いてしまう。客観的なベトナム観を保持しなければならない。

 なお、以前にベトナム株式公開予定のベトナム航空は「割引航空券」はないと述べたが、大使館からもらった資料によれば、ベトナム航空が「正規割引運賃」を昨年10月から導入していた。「東京・大阪発ホーチミン・ハノイ行きの平日運賃」について出発日前日までの料金と、出発日21日前までの料金は現在、前者が136,000円、後者の午前便が81,000円、午後便が73,000円である。これもベトナム慣れして航空券購入を任せきりにしていたので気づかなかった情報だ。いろいろ楽しく、懐かしく勉強になった新年会だった。

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