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2007年2月27日 (火)

IBOビジネスクラブ「ベトナム戦略を考える会」が開催

 本日、第3回の「ベトナム戦略を考える会」がマイドーム大阪で開催された。IBO(社団法人・大阪国際ビジネス振興協会)が主催し、私は助言者を務めた。

 ベトナム市場で商品販売や製品調達を考える企業の方々が中心に参加された。IBOの池田常務理事によれば、ベトナムに関心をもつ企業には3類型ある。第1は、ベトナムで自社商品を販売したい。第2は、ベトナムに直接投資をしたい。第3は、ベトナムについて知らない。最近の「流行」に乗り遅れないために関心がある。

 私は、初めてのベトナム訪問が1994年であるから、すでに10年以上ベトナムと関係がある。最近の「第2次ベトナムブーム」は喜ばしいのだが、その人気の秘密は、以上の池田常務の分類で言えば、一般に第3類型であろう。日本企業の意思決定は一般に遅いのが通例だ。とりあえずベトナムについても情報入手しておきたい。企業として当然だ。

 他方、すでに直接投資を決断した企業は、自社でベトナム訪問しているだろう。また、そういった企業にとってベトナム人気の昂揚は迷惑というのが本音だ。人件費の高騰を招き、さらに現地に競争相手が進出してくる。もちろん長期的に見て、ベトナムにおける人材の層が厚くなり、ビジネス環境が成熟するという共通の利益は存在する。

 ベトナム進出をお手伝いするのは、このように単純ではない。お客さんのニーズは多様だからだ。こういう場合、ベトナムとベトナム人を中心に考えることだ。あくまでも自己中心的な利己的な観点から生まれた要求や活動は、ベトナムやベトナム人に歓迎されない。ベトナムを舞台に仕事するなら、ベトナムを最優先に考えなければならない。それが不可能で不十分なら、日本から外に出ないことだ。

 ベトナムのためになることは、積極的に支援しようと思う。ベトナムに対する社会貢献だ。すべてのプレーヤーが満足する。こういったWINーWINの絵を描く。この工夫がベトナムでは必要だ。ともかく今後も、いろいろ少しでもお役に立てれば幸いである。 

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