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2007年1月 8日 (月)

ベトナム株式投資:急激な意識変化を見逃すな!

 『日本経済新聞』(2007年1月6日)「市場の話題」では、ベトナム株式市場の動向が紹介された。「ベトナム国内企業の上場ラッシュ」、「WTO加盟で市場経済化進む」という見出しだ。

 「ベトナムの株式市場が上場ラッシュに沸いている。ホーチミン証券取引所では昨年1年間に上場銘柄数が三倍に拡大した。世界貿易機構(WTO)への正式加盟が決定したことを受け、国内企業は外資系企業との競争激化に備え、株式上場を通して財務の改善や業容拡大を急ぎ始めた」と指摘されている。

 昨年末の私のベトナム取材では、ベトナム企業やベトナム人が株式市場に関心を高めた理由は、WTO加盟というよりも、大手IT企業FPTが株式上場で40万ドンの株価をつけたことが大きいと思われた。1万ドンの額面株式が40倍になったというので、多くのベトナム企業やベトナム人の目の色が変わった。

 昨年8月のベトナム訪問で、ホーチミン市の民間企業に対して私は株式公開の意向を質問した。その時は、友人などの出資で資金は十分という返事だった。その同じ企業が年末には、今年に株式会社化、来年には株式公開、そして上場すると言うまでに考えが変化した。また昨年2月に「本当に株式投資して大丈夫なのか?」、「会社が倒産したら投資資金はゼロになるのでは?」と心配していた法律専門のハノイの大学教授は、今や株式売買で数億ドン(数百万円)を儲けたというので大学内で噂になっている。

 以上のように、明らかに株式市場に対する「風」が変化した。大衆投資家の増加、国有企業そして中小企業の株式公開や上場意欲の向上は確実である。株式市場における株式供給(=株式公開)と株式需要(=投資資金の流入)の双方が、さらに今年も増加することは間違いない。

 膨大な投資資金を抱える外国系投資ファンドは、株価の下落局面で確実に株式取得を進めるだろうから、大きな株価下落はありえない。このように今年もベトナムでは着実な株価上昇が期待される。このような局面での投資戦略は簡単だ。早ければ早いほどよい。「乗り遅れるなベトナム!」だ。

 急速に変化するベトナムから目を離せない。目を離せば、経済や社会の今後の変化を見落とす。そんな印象をもった昨年末のベトナム訪問であった。わずか数ヶ月で「風向き」が変化する。これは怖い。また逆に面白い。ベトナムのことはベトナム人に聞く。この姿勢を忘れずに「100%ベトナム人」を目標にしたい。

 

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