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2006年12月22日 (金)

ベトナム投資ファンドの選択:ロータス投資管理会社に期待する

 今日は、昨日のフランス料理店「グーテ」に続いて、鳥料理専門店「とりひめ」でベトナム商談会だった。この店、鶏肉の刺身を出すのだが、早く食べないと、お皿を下げられてしまう。鮮度・衛生管理のためだ。鳥インフルエンザ? 何のこと? そんな雰囲気の盛況な店だった。

 商談会といっても、要するにベトナム株式投資は儲かる。こんな話で盛り上がった。ベトナム投資は、まさに「早く食べないと、お皿を下げられてしまう」状況に似ている。そうは言っても、具体的にどうすればよいか。一般の個人投資家にとって最も簡単な方法は、投資信託=投資ファンドの購入である。

 すでに日本では、次のようなベトナム投資ファンドを一般に購入できる。
 ①キャピタルパートナーズ証券:募集中http://www.capital.co.jp/index.html
 ②ユナイテッドワールド証券:年内27日まで募集中
http://www.uwg.co.jp/vietnam/
 ③アイザワ証券:募集中
http://www.aizawabtc.com/ 
 ④東洋証券:募集終了
http://www.toyo-sec.co.jp/contents/fund/html/vietnam0611.html
 ⑤ベトナム株ノーロードファンド:募集中
http://www.gladv.co.jp/gli/

 これらの中で①~④は証券会社が募集しており、金融庁の監督下にある。これに対して⑤は投資顧問会社が資金管理しており、資金の公募は事業組合が主体である。この⑤だけは経済産業省の管轄となる。この意味で、これまでの投資信託とは異質である。

 ①~③の投資ファンドに共通するのは、投資管理会社が外国企業ということだ。①はイギリス系のドラゴンキャピタル社、②は米国系のインドチャイナキャピタル社。これに対して③はシンガポールの会社を利用している。ベトナムとシンガポールは金融証券市場について提携協定を締結しているから、それを利用したビジネスモデルであると思われる。

 ④は、三井住友アセットマネジメントが運用会社である。あのディープなベトナム世界でベトナム株式の運用が可能なのだろうか。同社の香港会社からの助言を受けるそうだ。

 これに対して⑤は、投資管理会社の介在を省略して、手数料を無料(ノーロード)化したことが「売り」だ。しかし実際問題として日本の投資顧問会社が、ベトナムで投資運用や管理ができるのであろうか。こういった不透明性がある。私のベトナムとの関わりは10年以上になり、60%ベトナム人とかいう評価をベトナム人から頂戴しているが、それでもなかなかベトナム社会の理解は難しい。

 これらに対して、すでに本ブログで紹介した世界初の日本人投資家向け「ロータス投資管理会社」がベトナムに登場した。同社は、ベトナム財務省・国家証券委員会が正式認可した日本語が通用するベトナムで唯一の投資管理会社だ。

 一般の個人投資家は、大口投資家でないと取引できないのが残念だが、同社は、日本の証券会社・金融機関や投資事業組合とベトナム株式投資を急接近させる役割を果たすことは確かだ。

 たとえば私のような個人でも、広く組合員を公募して有限責任事業組合を結成し、その資金をロータス投資管理会社に預けることができる。これでベトナム株式投資ができてしまう。利益は組合員で山分けする。⑤と同じ方法だが、資金の運用や管理はベトナム政府公認のロータス投資管理会社に任せる。最低コスト・最低リスクのベトナム投資だと私は思うが、どうだろうか。

 もっとも「公募」となれば、弁護士に依頼して法律的に問題ない『目論見書』の作成が必要だ。公募では、どんな投資家が現れるか不明だからだ。知人の弁護士によれば、この費用が数百万円と聞いた。そういう理由もあり、私は、拙著『乗り遅れるな!ベトナムビジネスがいま熱い』(カナリア書房、2006年)で「私募」を提案したのだ。

 ロータス投資管理会社には、日本人取締役も就任予定ということだし、ベトナム在住ビジネス経験者を中心とした日本人専門家で構成された投資諮問委員会も併設される。同社の始動は来年からだ。さらに会長ソン氏は、来年早々にも「お披露目」のために来日予定である。おそらく、彼の流暢な日本語に多くの日本人は驚愕するだろう。ベトナムの若きベンチャー起業家に注目だ。

 以上、①~⑤の投資ファンドのいずれにせよ、これらの投資判断は投資家の自己責任だ。今は、ベトナム市場が過熱気味であり、株式さえ取得できれば上昇する状況もある。しかし将来、これらのファンドの実績が問われる時代が来る。運用成績・手数料・成功報酬・顧客サービスなどの全体で、それぞれが評価される。

 今後ベトナムでは、おそらくバブルの発生と崩壊など、さまざまな株価変動があるだろう。しかし長期的に見て、ベトナム株式が成長しないはずがない。それは日本・韓国・タイ・中国などの株価成長の歴史が証明している。

 新年からのベトナム投資ファンドの一層の活況が予感される。ベトナム株式市場の夜明けだ。

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