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2006年12月 5日 (火)

人よりも少し知っていること

 今日の講義での質疑応答。「日本で一番高い山は?」。「富士山」。「では2番目は?」。「ーーーー」。

 もし2番目を知っていれば、その学生は、すごく地理に詳しいように思い込まれてしまう。たった1つの追加的な知識によって、そのようなプラスの誤解が生じることがある。

 これは何でもそうである。一般の常識よりも、少しだけ詳しい知識をもっておく。そうすれば、さらなる専門家とのコミュニケーションが円滑に進む。新しい出会いで好印象をもってもらえる。これは、コミュニケーション能力を向上させるためのポイントだ。こんなことを学生に話した。

 最近の就職では、コミュニケーション能力が必ず問われる。柔軟に的確に双方向の会話ができる。学生にとって難しいかもしれないが、できないことはない。それができる学生がいないわけではない。就職の面接でも、自分の希望する会社について、人よりも少し知っておくこと。自分なりの調査をして自分の意見を言えること。これが重要だろう。

 そのためにはインターネット情報では不十分だ。だれでも知っている情報だからだ。自分の足で得た情報が最善だ。実際に商品を使う。会社の前で「ストーカー」する。本当に就職を希望するなら、そのくらいの熱意が必要だろう。それが、その会社について人よりも自分は少し知っているという自信にもなる。その熱意は、採用担当者にも伝わる。

 最初の富士山の話は、私の恩師であった神戸大学名誉教授・故・松田和久教授からの受け売りだ。学生にも松田先生の名前を出して、知的所有権を明確にしておかなければならない。

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