« 「げんこつラーメン」池田店で活躍:ラーメンと教育 | トップページ | ハノイでの仕事 »

2006年12月24日 (日)

クリスマスイブに関空からハノイへ:少しばかり幸福の時

 今、関空。今夜はハノイでクリスマスイブ。ベトナム出発の直前にブログを書くことは、私にとって幸福を感じるひとときだ。まるで故郷に帰るようなワクワク感と少しの不安感。これが、たまらない魅力だ。

 今回の訪問でも、いろいろな人々に会う予定だ。まるでサンタクロースのようにカバンは満杯だ。在越の日本人はお正月前なのだから、お正月らしいお土産。子煩悩なベトナム人には子ども向けのお土産。

 こういうプレゼントの習慣は、日本では消滅しつつあるように思う。仕事の上では、お世話になったり、お世話したりという関係なのだから、お互い様だ。また長期的・継続的な人間関係を前提とすれば、何かプレゼントするのは変な感じだ。また次の機会に、今度は私が何かしましょうということで十分だ。基本的に贈答品は不要だ。贈答品が「贈収賄」とみなされる場合もあるのだから、贈答品は、贈る側も受け取る側も自粛することが日本では当然とみなされる時代になっている。

 これに対して、ベトナムはプレゼント社会だ。ちょっとお土産。少しのお土産があれば、「お前はベトナムのことをよく理解している」と歓迎される。これは、贈収賄事件に発展するような問題ではなく、単なる気配りや心遣いの有無の問題だ。ベトナム政府の汚職追放の運動は当然であるが、「ちょっとお土産」の習慣は今後も継続するだろう。日本でさえも、これは続いているのだから。

 以上のような全体的な状況に加えて、個人的な性格も「お土産」問題には関係する。具体的には、プレゼントするのが好きな性格の人がいる。人にモノを贈って、それで満足したい人間だ。韓国人は一般に食事などで「割り勘」を嫌う。その理由は「プレゼントするという満足感や優越感を感じたい」ということだ。「割り勘」にすれば、その感情が奪われてしまう。

 私は、満足感や優越感を持ちたいとは思わないが、お世話になった人に対する感謝の気持ちの表現として何かしてあげたいという気持ちは強い。ベトナムで研究やビジネスをさせてもらっていて、そのおかげで私は生活している。何か恩返しがしたい。この気持ちは当然ではないか。こんな理由で、今回のベトナム訪問は、すっかりサンタクロースの気分である。しかし、それが「おせっかい」とか「大きなお世話」として受け取られるのかもしれない。

 でも、それでいいと思っている。ベトナムで儲けたお金はベトナムに還元したい。これは正直な気持ちだ。みんなに喜んでもらえるというのは、本当に幸せな気分だ。明日から、ベトナム現地報告を開始する。このブログの真骨頂が年末に大公開される。

|

« 「げんこつラーメン」池田店で活躍:ラーメンと教育 | トップページ | ハノイでの仕事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/4661585

この記事へのトラックバック一覧です: クリスマスイブに関空からハノイへ:少しばかり幸福の時:

« 「げんこつラーメン」池田店で活躍:ラーメンと教育 | トップページ | ハノイでの仕事 »