« 先入観や思い込みを捨てる:夢が実現する国ベトナム | トップページ | ホーチミン市の仕事2:今日は大阪弁でいったろか »

2006年12月28日 (木)

ホーチミン市の仕事

 「ロータス投資管理会社」の設立に伴って、ここに私の行動の詳細に書きにくくなった。投資ファンド数千万ドルが動く仕事の話を世界に公開するアホはいないだろう。いくら「世間知らず」の大学教授でも、そう思う。

 たとえばホーチミン市で私が訪問した会社名をここで書けば、その会社に投資ファンドが投資する可能性があるのだから、今の間にその会社の株式を買っておけば、その後の株価上昇が期待できる。こんなことが冗談ではなく、現実になった。

 なお、現在のベトナムでは「インサイダー取引規制」は未整備である。ともかく株式市場の黎明期であり、大衆投資家が株式市場を理解して、市場に参加することが最優先だ。したがって個人投資家の株式売買は無税だ。インサイダー取引にも当面は眼をつぶる。これがベトナムの現状だ。

 たとえば自動車やバイクの走っていない道路のために、道路交通法や交通警察官は不要だろう。先進国から見れば、まず最初に交通ルールを決めて、警察官や信号を配置して、その後に自動車やバイクが走る。これは理想だ。また最初に公共交通機関を整備して、その間は自動車やバイクの通行を規制することもありうる。

 しかし、このような規制優先政策が採用されていれば、おそらくトヨタやホンダはベトナム投資を決めなかったであろう。そうであれば、今日のような経済発展はありえなかった。

 これまでの進出企業からは、ベトナムの法規制が厳しいとか、または甘いとか未整備だとか批判があった。さらに、その適用について外資系企業と国内企業で差別があると指摘されてきた。しかし、これらは次第に改善に向かっている。事実、統一企業法や共通投資法では、国内外の差別は解消している。

 先進国から途上国ベトナムを見て、あれこれ批判することは簡単だが、それは評論家の仕事だ。もし国内企業が優先されているなら、自分の信頼できるベトナム人に国内企業を作らせればよい。信頼できるベトナム人が見つからないというなら、それを見つける努力をすればよい。「ベトナムだから」という特殊性でビジネスを否定的に語るのではなく、「ベトナムだから」という特殊性を肯定的・積極的に活用する。この考え方は、国際ビジネス一般に共通した成功要因であろう。

 以上、結局、何が言いたいか。ここで明記するのは避ける。それを言っちゃ、おしまいなのよ。

|

« 先入観や思い込みを捨てる:夢が実現する国ベトナム | トップページ | ホーチミン市の仕事2:今日は大阪弁でいったろか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/4710545

この記事へのトラックバック一覧です: ホーチミン市の仕事:

« 先入観や思い込みを捨てる:夢が実現する国ベトナム | トップページ | ホーチミン市の仕事2:今日は大阪弁でいったろか »