« 韓日合作映画「力道山」を見た:いくつかの印象と感想 | トップページ | ベトナム語を自宅で学べる!!:ベトナム語学習の勧め »

2006年11月13日 (月)

新たにベトナム投資ファンドの募集始まる:ユナイテッドワールド証券「民営化ファンド4」

 ユナイテッドワールド証券株式会社が、「ベトナム民営化ファンド」の第4次募集を今日から始めた。正式には、「ベトナム民営化ファンド4投資事業匿名組合」の組合員の募集であり、その期間は、2006年11月13日(月)~2006年12月27日(水)。詳細は、http://www.uwg.co.jp/vietnam/index_04.html を参照。

 この投資ファンドの特徴は、インターネット経由で申し込みができて、さらに最低申し込み金額が10万円と少額なことだ。これなら若い人でも応募できる。事実、東京で9月に開催された投資説明会でも、その出席者は若い人が多数であった。

 ベトナムを旅行して、ちょっと良いことがあった人、何かひどい目にあった人。いろいろだと思うが、ベトナムと何か結びつきをもっておきたいと思う人。普通のお土産を購入しても、1つあれば十分。その置き場所もない。この投資ファンドなら、ベトナムと関係を持ちながら、さらに利殖にもなる。投資した10万円が数年後に20万円になったとしたら、それで再びベトナムを訪問できる。ベトナムで嫌な思いをしても、この投資ファンドで儲かれば、まあ許せるではないか。こんな感覚で投資できるのが「ベトナム民営化ファンド」だ。

 同社の会長の林さん、社長の建石さんにハノイでお目にかかったが、ご両人が絶妙の役割分担をされている。積極派の林会長と堅実派の建石社長。また、創業者である林会長に建石社長が特に遠慮しているという様子もない。私の直感と経験では、こういう会社は成長する。創業者が、自分の周辺に「イエスマン」ばかりを配置して、現実が見えなくなるという話は多々あるが、同社については今のところ安心だ。なお、弊社・合同会社TETでは、顧問職の妻が堅実派。ベトナム人パートナーも堅実派。これでちょうど私とバランスが取れている。

 ユナイテッドワールド証券は、中国株式投資の経験豊富という実績がある。これは同社の「ブランド力」となっている。証券会社は市場商品を扱うだけに、その業績は良いときもあれば、悪いときもある。それでは、その会社の何を見て、その会社を判断するか。結局は、その会社の過去の実績である。中国株と言えば、同社である。さらに中国の次はベトナムで、その次はロシアだというのだから、その先見性と行動力には驚かされる。

 ただし、この投資ファンドについて私がいつも気になるのは、日本人向けの投資ファンドなのに、なぜアメリカ系投資管理会社を経由しなければならないかという疑問である。その理由は、今のところ、それしか方法がないからである。

 日本人は就労所得を尊重し、不労所得を軽視する。もしくは後者を軽蔑する傾向がある。額に汗して働いて儲けた金には、より以上に価値があるという判断だ。このようなことが、こういった投資管理会社の設立を遅らせている一因だと思われる。

 しかし、そんな価値観を、いったいだれが決めたんだろう? だれが言い始めたのだろう? おそらく不労所得でしっかり儲けている経営者=資本家が、労働者=従業員に対して最初に言い出したに違いない。一生懸命に働くことが良いことだ。楽して儲けるのは悪いことだ。文句を言わないで熱心に働く労働者に向けての教育として、これは好都合だ。不労所得を自分だけの特権にしておきたい人々が、こういう価値観を普及させたのではないか?

 少し前に「村上ファンド」の村上世彰氏が言った。「お金儲けは悪いことなんですか?」 私見では、悪いことではない。どんどん儲ければよい。その使い方が問題だ。こんなことをブログに以前に書いた。ましてや、ベトナムに投資することはベトナム経済の発展に貢献することだ。自分も儲かるし、ベトナムも大歓迎だ。さらに、その投資で儲けたお金は、ベトナムの子どもたち、その周辺のラオスやカンボジアに寄付すればよい。ボランティア活動(NPOやNGO)にとって、いくらお金があっても十分ということはない。どんどん儲けて、どんどん社会貢献すればよい。いったい、それのどこが悪いのだろうか?

 もちろん自分のために使ってもいい。でも日本の社会風潮として、不労所得の派手な使い方は「ねたみ」や「ひがみ」の対象になることを覚悟しなければならない。前述の村上氏やホリエモンが、それらの対象となり、それらの犠牲になったのではないか? 日本人の「ねたみ」と「ひがみ」は、不労所得にとって最大の強敵だ。

 以上、ベトナム株式投資によって、不労所得を増やそうという勧めである。「ベトナム民営化ファンド4」の成功を期待したい。それが、ベトナム株式市場を活性化し、それが経済成長に貢献する。これは自明である。ただし残念ながら、必ず儲かるということは自明ではないので念のため。株式投資の判断は、すべて自己責任である。

|

« 韓日合作映画「力道山」を見た:いくつかの印象と感想 | トップページ | ベトナム語を自宅で学べる!!:ベトナム語学習の勧め »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/4170482

この記事へのトラックバック一覧です: 新たにベトナム投資ファンドの募集始まる:ユナイテッドワールド証券「民営化ファンド4」:

« 韓日合作映画「力道山」を見た:いくつかの印象と感想 | トップページ | ベトナム語を自宅で学べる!!:ベトナム語学習の勧め »