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2006年11月 7日 (火)

「大学ゼミにもブランド戦略」に賛同:日本経済新聞(11月6日)

 花王会長・後藤卓也氏が、学生の「品質管理」をしっかりするためには、大学のゼミのブランドを確立するべきだと主張している(『日本経済新聞』2006年11月6日)。

 後藤氏によれば、「教師が個々の学生と接することができるゼミ教育を強化し、何々先生のゼミの学生は専門知識はもちろん、公共性や倫理観などもきちんとわきまえているとなれば、ブランドになりますよ」。「将来、大学名などに関係なく、企業はどこそこのゼミからしか採用しないという具合になるかもしれません」。

 私は、この主張に賛同する。それだからこそ、すでにブログで私はゼミ活動を公開している。今日、これだけ情報通信技術が発達しているのだから、それを活用しない手はない。受動的に外部の取材を待つのではなく、能動的に自ら情報を発信すればよい。私は、このように考えてブログを続けている。

 こういうことを大学の全教員が実行すれば、それは大きなインパクトになると思う。しかし強制できない。各教員が自由であるからこそ各教員の個性があり、それぞれの教育研究に特色がある。それが、研究の独創的な発想の源泉になると私は考えている。

 自らの信じる理想や展望に基づいて、それを誠実に実行する。大学教員の研究教育の基本である。それがブランド形成に結びつく。不動・不変。何があってもブレない。このような信念がなければ、ブランド形成はできない。これは、企業でも大学ゼミでも共通しているのではないか。

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