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2006年10月28日 (土)

チャンバラ映画の魅力:柳生但馬守=若山富三郎が最高だ!

 子どもの頃からチャンバラが好きだった私は、CATVでも「時代劇専門チャンネル」をよく見る。昨日は、勝新太郎の「座頭市」を見た。それに刺激されて今日は久しぶりに映画の話である。

 この「チャンバラ」という言葉は、現在の若者の中では死語になっているのではないか。もっとも「スポーツチャンバラ」という競技があるが、身近で活動しているという話は聞かない。チャンバラは、広義には「時代劇」に含まれるが、その内容よりも、剣豪の個人技に焦点があると思う。チャンバラは死語になっても、その関心は、ゲームソフトに引き継がれている。プレイステーション2の「剣豪シリーズ」が私の手元にもある。

 さて、チャンバラ映画の最高峰は何か? 映画と言うよりも、最高の場面は何か? これまでの私見では、それは、柳生但馬守宗矩=若山富三郎が出演。1981年「魔界転生」深作欣二監督。この中で若山が、宝蔵院胤瞬の室田日出男と戦う場面が、短時間であるが、必見である。

 若山が両腕を左右に広げ、室田の槍先に堂々と対峙する。この若山の自信に溢れた気迫ある表情。その直後に、室田が繰り出す槍先をかわすために見せる若山の軽快な足捌き。これには目を見張る。静止した緊張感から一転した躍動感。突き出された槍を大刀を鮮やかに抜いて払う。そして槍もろとも室田を一刀両断にするスピード感。これらの一連の動きは何度見ても飽きない。

 映画の楽しみのひとつは、登場人物に感情移入することだ。子どもの頃に大瀬浩一の「隠密剣士」のマネをしたように、この柳生但馬守=若山富三郎に今も私は同調することがある。一種のイメージ=トレーニングのような感覚だ。

 緊張した場面に落ち着いて立ち向かい、その後は当意即妙に軽快に対応。そして最後はズバッと切ってオチを付ける。このような講演や講義そして対談ができれば最高と思う。

 しかし、そのためには相手も「強敵」でなければならない。強敵だからこそ、より大きな緊張感が生まれる。この緊張が、ある意味で快感だ。最近では、先日に紹介したハノイの国家証券委員会におけるベトナム要人との会談が、そのような感覚であった。

 以上、「魔界転生」のような娯楽性の強い映画ですら、それを見て勉強することは多々ある。だから映画は面白い。

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