« ベトナムと日本の階層意識:「学農官商」と「士農工商」 | トップページ | ベトナムのスーパーマーケット事情(下) »

2006年10月24日 (火)

ベトナムのスーパーマーケット事情(上)

 ベトナムにおけるスーパーマーケットの公式の定義は、2004年6月に規定された。主要な基準は売り場面積である、専門スーパーマーケットは250㎡超、総合スーパーマーケットは500㎡超。その他の基準には、製品数やトイレ設置などが含まれている。

 それまでは商業局が、スーパーマーケットと自称した設置数を記録していた。それらは一般に200㎡超であった。この定義に基づけば、1990年と2004年の間にスーパーマーケット数は急速に増加した。

表1 スーパーマーケット数の動向

 年     ハノイ  HCM市
1990    0      0
1993    3      0
2000   25     24
2001   32     38
2002   ーー    46
2004   43     ーー
2005   ーー    71

(出所)商業局。
(注) Hoang Bang An (RIFAV)とLe Thanh Loan (Lam Nong大学)が同省の統計を用いて集計。自称スーパーマーケットの設立数が含まれ、その90%が200㎡超である。数字は、ショッピングセンター出店のスーパーマーケットを含んでいない。
(引用) Paule Moustier, Dao The Anh, Hoang Bang An, Vu Trong Binh, Muriel Figuie, Nguyen Thi Tan Loc, Phan Thi Giac Tam, The participation of the Poor in Supermarkets and other Distribution Value Chains, Making Markets Work Better for the Poor, disucussion papser, No.11, October 2005, Asian Development Bank, p.11.

 2000年~2004年にHCM市では17%、ハノイでは14%の増加である。2004年6月にハノイではスーパーマーケット55店舗(これにMETROを始めとする商業センター9カ所が加わる)、2005年にはHCM市で71店舗に達した。

 発展のスピードは、次の主要3企業で顕著である。METRO、COOPMART,BIG C。ただし、これらにはハイパーマーケット(ここでは2,500㎡を超える店舗と定義。フランスの用語であり、ベトナム法の定義はハイパーマートに言及していない)が含まれる。

 COOPMARTについて言えば、2008年までに25~30店舗の新規開店が計画されている(Saigon Times, 06/03/2004)。店舗数で見れば、COOPMARTは1996~2004年に年間39%の増加であり、1996~2008年も同様と推測され、全部で50店舗に達する。COOPMARTの売り上げ成長率は毎年25%と推定されている(150万USドルから6,660万USドル)。

 METROの計画によれば、2002~2008年に3店舗が8店舗になる。つまり毎年28%の増加である(Vietnam Investment Review, 24.10.2004)。BIG C は、次の5年間でハノイにハイパーマーケット3店舗を増やす計画である(出所:フランス大使館経済局)。 

 以下、明日に続く。

|

« ベトナムと日本の階層意識:「学農官商」と「士農工商」 | トップページ | ベトナムのスーパーマーケット事情(下) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/7888/3821108

この記事へのトラックバック一覧です: ベトナムのスーパーマーケット事情(上):

« ベトナムと日本の階層意識:「学農官商」と「士農工商」 | トップページ | ベトナムのスーパーマーケット事情(下) »