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2006年10月22日 (日)

日本ベトナム友好協会・兵庫県連合会で講演する:G7マートの2人も出席

 今朝に帰国したズン首相にはベトナム企業約40社の代表が随行していた。その中のベトナム鉄道総裁には、JR西日本・日越経済交流センターが対応した。

Dsc08899  私は昨日、この8月にハノイでお目にかかったチュン=グエン=コーヒーのヴゥ社長と再会した。社長に同行した社長秘書ダン氏と人材開発部長ドゥック氏は、日本滞在を1日延長し、この7月からベトナム全土で展開しているコンビニエンスストア・G7マートに関する情報を収集することになっていた。

 注:それにしても写真のように、ヴゥ社長のスキンヘッドとスーツは目立つ。また8月と同様に、驚くべき強力な握手だった。ベトナム人のほとんどが周知の民間企業・チュン=グエン=コーヒーチェーンの総帥は、日本でもカリスマ的な雰囲気を漂わせていた。

 他方、私は今日午後に、日本ベトナム友好協会・兵庫県連合会の会員総会の講演を依頼されていた(会長は藤田誠一・神戸大学大学院教授)。そこで、G7マートの2人を総会に同伴することにした。私の講演の内容については、流通科学大学大学院の院生フンさんが彼らに通訳してくれた。

 この講演テーマは「ベトナムの最新情勢と日越貿易の展望」。この8月までJETROハノイセンターに在籍されていた馬場さんが作成された経済統計資料も使いながら、いくつかの論点を指摘した。その1つは、ベトナムの輸出額の過半数は外資系企業に依存しているということである。この外資系依存からの脱却がベトナムの課題である。個々のベトナム企業自身の国際競争力の強化が基本的な対応である。

 なお、同行したダン氏とドゥック氏を、このセミナー前には大阪城と梅田の日越経済交流センター、その後には、神戸ポートアイランドの中の「UCCコーヒー博物館」にお連れした。その後は拙宅で夕食。さらに近くのカルフールで市場視察。宿泊先のリーガロイヤルホテル到着は午後10時を過ぎていた。

 彼らは、ベトナム人従業員やコンビニ店長を指導する立場である。その理由もあり、日本の消費市場についてもっと勉強したい様子であった。そこで、より体系的な研修スケジュール日本で組むことも可能であるという提案をした。

 こういった個別企業の日本研修については、AOTS((財)海外技術者研修協会)が部分的に助成をしてくれるのではないかと思う。その実現の可能性について検討してみると約束した。

 多忙な週末と休日であったが、ベトナムについて有意義な時間を過ごせた。ベトナム人と積極的に接触をしないと、けっしてベトナム人に対する認識は深まらない。

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