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2006年9月 5日 (火)

ホーチミン市の大雨と青空と:次回のベトナム訪問を期して

 最後のベトナム。フォンドン縫製会社のタイン執行取締役に会う。ベトナムの縫製企業は現在、どこも多忙。輸出絶好調である。同社は株式会社化され、総会社が30%の株式所有。その他の多くは従業員持ち株である。将来の上場計画もある。国有企業から民営化され、さらに上場する。ベトナム国営企業の典型的な改革の道筋を歩んでいる。

 JETRO投資アドバイザーの浜野さんに拙著を届ける。松下電器のホーチミン市とハノイの両方に在籍され、双方の都市の在住経験がおありだが、ハノイが好きと言われた。ハノイには四季があるので落ち着くとも指摘された。私も、どちらかと言えばハノイ党である。ベトナムの順調な成長を確信されているご様子の話だった。

 昼食は、三洋電機ベトナム会長の片岡さんにご馳走していただいた。久しぶりの日本食Dsc08733_1 で感激した。片岡さんは、ベトナム社長から会長になられて、東南アジア全域を統括されている。8月にお電話したときは広州におられたし、それ以前はインドネシアにおられた。三洋電機ベトナムは業績好調。今回初めて、サンワタワーの17階の事務所に伺った。この事務所は販売担当の部署だそうである。

 その後、郵便局でラオスのトンバン先生にベトナム語と英語で書かれた『マーケティング事例』の本を3冊郵送した。日本から送るよりもベトナムから送った方が安いはずだ。この著書は、前マーケティング大学学長のクエ先生が事務局長をされているベトナムマーケティング協会が2004年に出版した。マーケティング理論をベトナム企業の事例で勉強させるための好著である。ラオス版が出版されることが期待される。

 猛烈な通り雨が過ぎて、青空が広がった後、富士通ゼネラル・タイに勤務されている前ベトナム社長の川嶋さんにお目にかかった。ホテルのロビーでの話が1時間も続いた。私の拙著は、川嶋さんなどお世話になった方々に捧げる気持ちを込めて書いた。ベトナム進出企業の先人の方々が私の先生であり、専門書に代わる存在であった。「もう65歳だ」と言われていたが、まだまだお元気の様子。今回は、9月11日に日本商工会でベトナム人労働争議に対する対応策を講演される。「まだ原稿を書いていない」と言われながDsc08736 ら、今夕は、山羊のおっぱいの焼き肉を食べる約束をした。

 現在、来越中のライオンズクラブの同僚P氏もお誘いするつもりである。この山羊の乳房の焼き肉は、元気百倍になるはず。周辺のベトナム人の喧噪のパワーに圧倒されるが、それがベトナム。この雰囲気と焼き肉から元気をもらって帰国しよう。なお写真は、焼き肉の次のメニューである「モツナベ」である。

 約1ヶ月の調査の旅が終わる。淡々とした感慨である。さあ、これから9月10日のベトナム株式投資セミナーの原稿を書く。以前、神戸大学経営学部の加護野教授が言われていた。「関西から東京に呼ばれての講演はよっぽどのことだ」と。つまり、東京で開催される講演の講師は首都圏で大部分が調達できるという意味である。よほど特殊な話題でしか、関西から東京に講師の依頼はないということである。確かに、ベトナム株式投資を実践的に話せる大学教員は世界でも皆無だろう。もう一つ、頑張ってみよう。

 この間、このブログの読者から、「まるで自分が旅行した気分になった」という感想を頂戴した。うれしいコメントである。どうも、ありがとうございます。これからも、ベトナムを中心にしてインドシナ3カ国情報を継続的に提供したいと思います。今後とも、ご愛読をよろしくお願いします。

 

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